「彩の国さいたまICTコンテスト2025」は、公益社団法人埼玉県情報サービス産業協会が、情報通信事業推進の啓発・普及活動の一環として平成8年から開催しているもので、例年、児童・生徒から一般の方まで幅広い世代から応募があります。
関東総合通信局では、本コンテストを平成20年から後援し、優秀な作品に関東総合通信局長賞を授与しています。
本コンテストは、アイデア部門、プログラミング部門、ホームページ部門の3部門で作品を募集し、今年度は全体で239作品の応募がありました。このうち27作品が最終審査の対象となり、表彰式において埼玉県知事賞をはじめとする23の賞が授与されました。
関東総合通信局長賞は、アイデア部門に応募された株式会社アーベルソフトの高橋 圭太郎(たかはし けいたろう)さんの作品「埼玉県狩猟統合システム」に決定し、関東総合通信局 情報通信部長 佐藤 栄一(さとう えいいち)から賞状を授与しました。

本作品は、埼玉県で深刻化する鳥獣被害という社会課題に対し、農家・ハンター・行政をつなぐ新しい時代の「鳥獣対策システム」という革新的な仕組みを提示したものです。情報分断や連携不足といった現場の課題に正面から向き合い、リアルタイムデータの収集やAI解析などICTを積極的に活用することで、科学的根拠に基づく効率的な鳥獣対策を可能にしています。さらに、農家からの被害報告機能、ハンターの活動支援、行政事務の効率化まで包括的に設計されており、地域全体で持続可能な仕組みを構築している点が高く評価されました。
関東総合通信局では、引き続き地域におけるICTコンテスト等の支援を通じて、ICTに携わる若手人材の育成を図るとともに、ICTを活用した地域の課題解決や地域情報化の推進に取り組んでまいります。