【関東総通】e-コムフォKANTO
平成26年11月25日
関東総合通信局
「Lアラートシンポジウム2014「公共情報コモンズ」からの発展」を開催(平成26年11月13日実施)
≪一橋講堂で開催≫
関東総合通信局は、総務本省及び一般財団法人マルチメディア振興センターとの共催により、平成26年11月13日(木曜日)に、「Lアラートシンポジウム2014「公共情報コモンズ」からの発展」を東京都千代田区の一橋講堂で開催しました。
写真:パネルディスカッションのパネリスト
左から野々村 毅 様、須田 徹 様、辻村 和人 様、古閑 由佳 様、池田 正 様、山本 孝 様
シンポジウム概要
本シンポジウムでは、様々な立場で公共情報コモンズの利用や普及に第一線で取り組んでいる関係者の方々にご出席をいただき、これまでの歩みを振り返るとともに、現段階を総括し、新たな名称である「Lアラート(災害情報共有システム)」が今後、いっそう普及・発展していくための課題や期待について、講演とパネルディスカッションを行いました。
当日は、約500名の参加があり会場はほぼ満席状態でした。
シンポジウムの内容に関し一部をご紹介いたします。
音好宏 様(上智大学教授(公共情報コモンズ運営諮問委員会委員長))、桜井俊(総務省総務審議官)による開会挨拶では、Lアラートの成り立ちから今後の展開、一般財団法人マルチメディア振興センター及び総務省としての取り組み等に関し説明されました。
写真は音 好宏 様からのご挨拶
山下 徹 様(株式会社NTTデータ相談役(内閣官房「ナショナル・レジリエンス(防災・減災)懇談会」構成員))による基調講演では「災害時等の情報伝達の課題と展望『Lアラート』の意義を考える」と題し、東日本大震災での情報伝達に関する教訓、災害時等の情報伝達の共通基盤の必要性、Lアラートの普及状況や課題等に関し講演されました。
写真は基調講演される、山下 徹 様
パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、コーディネーターの兄部 純一 様(株式会社NHKエンタープライズ上席執行役員(公共情報コモンズ運営諮問委員会作業部会長))、パネリスト6名、野々村 毅 様(高知県危機管理部長)、須田 徹 様(東京都総務局総合防災部防災通信課課長補佐)、辻村 和人 様(日本放送協会報道局災害・気象センター長)、古閑由佳 様(ヤフー株式会社社長室コーポレート政策企画本部長)、池田正 様(株式会社NTTドコモサービス運営部災害対策室長)、山本 孝 様(株式会社ジェイアール東日本企画デジタルサイネージ推進センター長 デジタルサイネージコンソーシアムユーザーズ部会幹部)が登壇し、情報発信者、情報伝達者の立場からLアラートの活用状況、課題、今後の展開等に関し活発なディスカッションが行われました。
写真はパネルディスカッションのコーディネーター:兄部 純一 様
Lアラートの重要性を確認
Lアラートの普及促進が進むことにより災害時等の情報が地域の方に迅速かつ的確に伝達できるようになることから、全国的な普及の促進、訓練の実施、情報発信者と情報伝達者の顔の見える関係作り等が重要であることが確認されました。
閉会の挨拶
閉会の挨拶は、渡辺 信一(関東総合通信局長)からさせていただき、盛会の内にシンポジウムを終了することができました。
写真は閉会の挨拶をする関東総合通信局長 渡辺 信一
≪基調講演及び各パネラー≫
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