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【関東総通】e−コムフォKANTO

平成27年3月11日
関東総合通信局

山梨県立大学で地域情報化フォーラムを開催

平成27年2月7日
 関東総合通信局は、平成27年2月7日(土曜日)、山梨県立大学、やまなしICT利活用教育研究会及び関東ICT推進NPO連絡協議会と共催で、「地域情報化フォーラム 未来思考の地域の学び〈ICTを使った教育による地域活性化の試み》」を開催しました。

実施概要

 平成27年2月7日(土曜日)午後0時30分より山梨県甲府市市にある山梨県立大学、飯田キャンパスにおいて「地域情報化フォーラム 未来思考の地域の学び《ICTを使った教育による地域活性化の試み》」が開催されました。
 今回のフォーラムは、山梨県立大学が平成25年度の文部科学省の地(知)の拠点整備事業に採択され、地域を学びの場として実践してきた様々な教育活動を発表する場として位置づけ、山梨県立大学、やまなしICT利活用教育研究会と、総務省関東総合通信局、関東ICT推進NPO連絡協議会との共催により、来場者111名(模擬授業参加児童60名を含め171名)の参加を得て盛大に行われました。
写真:挨拶する渡辺局長

実施内容

 はじめに総務省関東総合通信局の渡辺局長の挨拶、NPO法人地域資料デジタル化研究会理事長小林是綱氏の挨拶に続き、関東ICT推進NPO連絡協議会前代表幹事、山梨県立大学学長の伊藤洋先生の講義「人は見えない目でどう未来を観てきたか?」が行われました。伊藤先生の最終講義ということもあり、多くの方々が来場されました。
写真:挨拶する小林理事長
写真:基調講演する伊藤学長
写真:主催者(左から伊藤学長、渡辺局長、小林理事長)
写真:会場の様子

模擬授業

 続いて山梨県立大学で主体的な学びが行える場所として新設された、アクティブラーニング教室を使って模擬授業が行われました。甲斐市立竜王小学校の6年生の皆さんに参加して頂き、3教室に分かれてiPad出前講座、地域連携授業、協調学習支援システムを用いた公開授業を実施しました。iPad出前講座では、iPadを使ってiMovieの使い方を学び実践しました。地域連携授業では、子ども達が「地域遺産(竜王遺産)」になるものをまとめiPadを使って市役所の人にプレゼンし、評価して頂きました。協調学習支援システムの授業では、県立大学で平成24・25年度総務省戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)により開発された協調学習のためのシステム(edutab)による授業の実践が行われました。
写真:iPadでiMovieの使い方を学ぶ子ども達
写真:iPadを使ってプレゼンを行う様子
写真:edutabを使って子ども達が入力
写真:全ての内容が画面に映し出される様子

フューチャーセッション

 最後のプログラムとして、フューチャーセッションが行われました。テーマは「地域連携と教育」。タブレット端末やスマートフォンなどの持ち運びのできるICT機器が普及する中で、これらの機器を地域に出て使うことにより、住民へのインタビュー(動画)、地域遺産の記録(写真)、地理情報の記録(GIS)などを利用した新たな教育活動を行う事ができるようになってきました。児童や学生の活動が、地域住民との活発なコミュニケーションや、新たな観光資源の開発など、地域連携や地域活性化に結びついてきていることから、パネリスト皆さんからは、これまでの取組事例について具体的な発表が行われました。
写真:フューチャーセッションの様子
写真:立って話すコーディネータの久保田氏
写真:パネラー(左から守木氏、内藤氏、丸山氏)
写真:パネラー(左から安達氏、長谷川氏、増坪氏)

ポスターセッションの様子

 当日の模様は、山梨テレビ、山梨日日新聞社、山梨新報社などの各メディアにも取り上げられました。
 当日の模様について、企画運営を行ったNPO法人地域資料デジタル化研究会より本投稿をいただきました。

連絡先
総務省関東総合通信局
 情報通信部 情報通信連携推進課
 担当者:山本、本郷   
 電話 :03-6238-1680

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