お知らせ

　総務省では、IoT等の利活用による成果を日本全国の地域の隅々まで波及させるため、「地域IoT実装推進タスクフォース」を平成28年9月より開催し、地域課題の解決につながる「生活に身近な分野」を中心として、地域におけるIoTの実装に取り組む具体的道筋を提示するための「地域IoT実装推進ロードマップ」を策定いたしました。
　本事業では、これまでの実証等の取組を通じて創出された「分野別モデル」の普及展開を図るため、以下の要件に該当する地域での先導的な取組の提案について、2019年4月1日から5月15日まで募集いたしました。


＜要件A＞
　地域IoT実装推進タスクフォースにおいて策定されたロードマップのうち、以下に該当する「分野別モデル」の横展開事業であること。
（公募を実施する分野別モデル）

• プログラミング教育
• 医療情報連携ネットワーク（EHR）
• 医療・介護・健康データ利活用モデル（PHR）
• 妊娠・出産・子育て支援PHRモデル
• 子育て支援プラットフォーム
• G空間防災システム
• スマート農業・林業・漁業
• 地域ビジネス活性化モデル
• 観光クラウド
• 多言語音声翻訳
• オープンデータ利活用
• ビッグデータ利活用
• シェアリングエコノミー

＜要件B＞
　地域IoT実装推進タスクフォースにおいて策定されたロードマップのうち、以下に該当する「分野別モデル」の横展開事業（拠点整備）であること。
（公募を実施する分野別モデル）

• 働き方（テレワーク）

　公募の結果、関東総合通信局管内から7件の申請がありました。（全国では39件）このうち、別紙1の外部評価委員による評価結果を踏まえ、関東総合通信局管内では、5件を採択候補として決定しました。各事業の概要は別紙2のとおりです。
 

NO	申請主体	事業名
1	一般社団法人子育てネットワークままもり	“働きながら”子育てできる街★守谷！豊かな暮らしプロジェクト
2	株式会社さかいまちづくり公社	地域活性化に向けたロボットプログラミング活用人材の育成事業
3	アクトインディ株式会社	「いこーよ」オープンデータ利活用による子育て支援・観光活性化事業
4	千葉県流山市	保育所AI入所選考システム導入
5	一般社団法人山梨県医師会	かかりつけ連携手帳（PHR）の母子手帳支援等による適用拡大

(1) 提出期限　令和元年8月2日（金曜日）午後5時（必着）
(2) 応募方法、提出先、注意事項
　応募方法等の詳細は以下の総務省報道資料をご参照ください。
　令和元年度予算「情報通信技術利活用事業費補助金（地域IoT実装推進事業）」に係る採択候補の決定及び追加公募の実施（令和元年7月10日）

・地域IoT実装推進タスクフォース 
・地域IoT実装推進ロードマップ（改定）
・平成31年度予算「情報通信技術利活用事業費補助金（地域IoT実装推進事業）」に係る提案の公募