報道資料
令和6年8月29日
関東総合通信局
九都県市合同防災訓練で臨時災害放送局用設備(FM)、
災害対策用無線システム等の展示・試験運用を実施
※東京都は台風第10号等の影響により、防災訓練を中止しました
総務省関東総合通信局〔局長:高地 圭輔(たかち けいすけ)〕は、関東地方非常通信協議会及び葛飾エフエム放送株式会社と連携して、東京都立城北中央公園(東京都板橋区・練馬区)で開催される「第45回九都県市合同防災訓練」において、臨時災害放送局用設備、災害対策用映像伝送システム及び災害支援のための情報通信機器の展示並びにデモンストレーションを行います。
1 展示日時
令和6年9月1日(日曜日)10時00分から14時00分まで
2 会場
3 実施内容
会場において、次の内容でブース出展します。
- 臨時災害放送局(※1)用設備の展示・デモ(実験試験局の運用)
葛飾エフエム放送株式会社と共同で臨時災害放送局用設備を用いて実際に電波発射して、放送試験を実施します。
ア 周波数 76.1MHz
イ 運用時間 10時00分から14時00分まで(予定)
ウ 聴取エリアの目安 上記会場内及びその周辺
また、試験の一環として、一般社団法人日本コミュニティ放送協会(JCBA)関東地区協議会の協力を得て、JCBAが運営する「JCBAインターネットサイマルラジオサイト」(以下の二次元コードも参照)でも同時配信します。(あくまで試験の一環となりますので、会場の通信環境により、配信が不調になる可能性がありますこと、予めご了知願います。)
- 公共ブロードバンド移動通信システム(公共BB)(※2)の展示・デモ
リアルタイムで映像伝送可能な移動通信システムを用いて実際に電波発射し、映像伝送のデモンストレーションを実施します。被災地における被災状況把握に役立ちます。
ア 運用時間 10時00分から14時00分までの間で適宜
イ 実施エリア 上記会場内
- 災害支援のための情報通信機器等の展示
・災害対策用移動通信機器(衛星携帯電話、MCA無線機、簡易無線機)
・ICTユニット(※3)
・非常用発電機及び電源運搬車 等
【補足】
※1 臨時災害放送局とは、災害時に地方公共団体等が被災住民への情報伝達のため、臨時に開設することができる超短波(FM)放送局です。
※2 公共ブロードバンド移動通信システムとは、VHF帯を使用した映像伝送などのデータ通信が可能な無線システムであり、持ち運びが可能で、周波数特性を活かして長距離での通信が可能です。
※3 ICTユニットとは、既存の通信ネットワークが被災して使用ができない場合や通信環境が不十分である場合など、初動期の外部機関との連絡、被災情報の収集伝達など応急復旧活動の遂行に必要となる通信環境を確保するものです。
4 留意点
・会場への入場方法は、東京都(幹事都県市)ホームページをご確認ください。
・当日の天候等により、予告なく本実施内容を変更・中止することがあります。
【参考ホームページ】
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