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報道資料

令和6年10月1日
関東総合通信局

群馬県館林市総合防災訓練において
災害対策用移動通信機器、臨時災害放送局用設備等の展示・試験運用を実施

 総務省関東総合通信局〔局長:高地 圭輔(たかち けいすけ)〕は、群馬県館林市役所及びケーブルテレビ株式会社(FMくらら857)との共催により、館林市内で開催される「令和6年度館林市総合防災訓練」の会場において、最新の災害対策用移動通信機器及び臨時災害放送局用(※1)設備の展示と同設備を用いたデモンストレーション(実験試験局の運用)を行います。
 当日は、ケーブルテレビ株式会社の協力を得て、放送番組のような形式でデモンストレーションを実施予定であり、多田 善洋(ただ よしひろ)館林市長にも実際の放送試験に参加いただき、直接市民に情報提供を行うほか、炊き出しの状況や給水場所の状況等についても実際の災害発生時を想定した放送訓練を実施するとともに、市内各所の避難所予定先におけるラジオの聴取状況の確認等を実施します。

1 日時

令和6年10月6日(日曜日)8時30分から12時00分まで

2 会場

館林城ゆめひろば及び周辺(館林市城町内)

3 実施内容

会場において、次の内容でブース出展します。

  1. 公共ブロードバンド移動通信システム(公共BB)(※2)の展示・デモ
     リアルタイムで映像伝送可能な移動通信システムを用いて実際に電波発射し、映像伝送のデモンストレーションを実施します。被災地における被災状況把握に役立ちます。
     概要等は以下のとおりです。
      ア 運用時間 9時00分から11時30分までの間で適宜
      イ 実施エリア 上記会場内
  2. 災害支援のための情報通信機器の展示
    • 災害対策用移動通信機器(衛星携帯電話、MCA無線機、簡易無線機等)
    • ICTユニット(※3) 等
  3. 臨時災害放送局用設備の展示・デモ(実験試験局の運用)
     ケーブルテレビ株式会社と共同で臨時災害放送局用設備を用いて実際に電波発射して、放送試験を実施します。
      ア 周波数 78.8MHz
      イ 出力 50W
      ウ 運用時間 9時00分から11時30分まで(予定)
      エ 聴取エリアの目安 上記会場内及びその周辺
     また、ラジオ放送は電波が届く範囲が限られておりますが、ラジオ放送を直接受信出来ない遠隔地に避難された方等に対しても情報伝達を行なうことを想定して、JCBAが運営する「JCBAインターネットサイマルラジオサイト」別ウィンドウで開きます(以下の二次元コードも参照)において、当日の放送を同時配信します。
    JCBAインターネットサイマルラジオサイトのQRコード

【補足】

※1 臨時災害放送局とは、災害時に地方公共団体等が被災住民への情報伝達のため、臨時に開設することができる超短波(FM)放送局です。
※2 公共ブロードバンド移動通信システムとは、VHF帯を使用した映像伝送などのデータ通信が可能な無線システムであり、持ち運びが可能で、周波数特性を活かして長距離での通信が可能です。
※3 ICTユニットとは、既存の通信ネットワークが被災して使用ができない場合や通信環境が不十分である場合など、初動期の外部機関との連絡、被災情報の収集伝達など応急復旧活動の遂行に必要となる通信環境を確保するものです。

4 留意点

  • 訓練内容の詳細にはついては、館林市ホームページをご確認ください。
  • 当日の天候等により、予告なく本展示内容(実験試験局の運用を含め)を変更・中止することがあります。

【参考】


連絡先
(全般)
防災対策推進室 担当:北崎、宮内、酒井
電話:03-6238-1790
(臨時災害放送局関係)
放送部放送課 担当:橋、大矢
電話:03-6238-1700
(災害対策用移動通信機器関係)
無線通信部陸上第二課 担当:秋村、竹村
電話:03-6238-1770

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