報道資料
令和7年8月25日
関東総合通信局
九都県市合同防災訓練において臨時災害放送局及び災害対策用無線システム等の試験運用・展示を実施
総務省関東総合通信局〔局長:内藤 茂雄(ないとう しげお)〕は、関東地方非常通信協議会及びCityFMさいたま株式会社と連携して、荒川総合運動公園(埼玉県さいたま市桜区)で開催される「第46回九都県市(※1)合同防災訓練」において、臨時災害放送局及び公共ブロードバンド移動通信システムの試験運用・展示、災害対策支援のための情報通信機器等の展示を行います。
1 展示日時
令和7年9月1日(月曜日)9時00分から12時30分まで
2 会場
荒川総合運動公園(埼玉県さいたま市桜区大字在家591)
3 実施内容
会場において、次の内容でブース出展します。
- 臨時災害放送局(※2)設備の試験運用(実験試験局の運用)・展示
CityFMさいたま株式会社と合同で臨時災害放送局用設備により実際に電波を発射し、放送試験を実施します。
ア 周波数 77.1MHz
イ 運用時間 9時00分から12時00分まで(予定)
ウ 聴取エリアの目安 上記会場内及びその周辺
また、試験の一環として、一般社団法人日本コミュニティ放送協会(JCBA)関東地区協議会の協力を得て、JCBAが運営する「JCBAインターネットサイマルラジオサイト」
(以下の二次元コードも参照)でも同時配信します(あくまで試験の一環となりますので、会場の通信環境により、配信が不調になる可能性がありますこと、予めご了知願います)。
- 公共ブロードバンド移動通信システム(※3)の試験運用・展示
リアルタイムで映像伝送可能な移動通信システムを用いて実際に電波を発射し、映像伝送試験を実施します。
- 災害対策支援のための情報通信機器等の展示
衛星携帯電話・衛星インターネット機器・簡易無線機・公共安全モバイルシステム(※4)を展示します。
【補足】
(※1)九都県市とは、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市です。
(※2)臨時災害放送局とは、災害時に地方公共団体等(災害対策放送を行うのに適した団体)が被災住民への情報伝達のため、臨時かつ一時の目的のために開設することができる超短波(FM)放送局です。
(※3)公共ブロードバンド移動通信システムとは、VHF帯を使用した映像伝送などのデータ通信が可能な無線システムであり、持ち運びが可能で、周波数特性を活かして長距離での通信が可能です。被災地における被災状況把握に役立ちます。
(※4)公共安全モバイルシステムとは、携帯電話技術を活用した公共機関向けの通信システムであり、平時は携帯電話として使用でき、災害発生時等には自機関内や、自機関と他機関との間で連絡・情報共有が可能です。
4 留意点
(参考ホームページ)
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