報道資料
平成29年3月9日
近畿総合通信局
「クラウド型EHR高度化事業」に係る交付先候補の決定
総務省は、平成28年度第2次補正予算「クラウド型EHR高度化事業」に係る提案について、外部有識者による評価を踏まえて交付先候補を決定し、近畿総合通信局管内では、3件を交付先候補として決定しましたので、お知らせします。
1 事業の概要
医療情報連携基盤(Electronic Health Record (EHR))とは、それぞれの地域において、医療機関や
介護施設をネットワークでつなぎ、患者の診療情報や生活情報等の共有を図るためのシステムです。
本事業は、クラウド技術を活用し、多職種の施設が参加可能な双方向かつ標準準拠のデータ連携を実
現するEHRへの高度化を支援することで、効果的な地域包括ケアや地域を越えた広域のデータ連携等を
推進する事業です。
2 決定の内容
平成28年12月22日(木)から平成29年1月31日(火)まで、事業の提供範囲に応じ、3つのモデルに
ついて公募を行ったところ、全国で合計30件の提案がありました。
提案について、
別紙1(28KB)の構成員からなる「クラウド型EHR高度化事業の評価に関する会合」
における評価を踏まえ、今般、各モデル合計で全国16件、近畿管内では以下の3件の提案を交付先候
補として決定しました。
なお、各交付先候補の提案概要は、
別紙2(1822KB)※のとおりです。
※ 別紙2の提案概要は公募時に提出されたものであり、補助事業の内容は交付条件の調整を経て変更
が生じる場合があります。
<モデル1>
二次医療圏(又は住民20万人以上の地域)内のネットワーク化
府県 |
実施医療圏 |
代表機関名 |
EHR名 |
奈良県 |
西和医療圏 |
近畿大学
医学部奈良病院 |
西和医療圏 医療・介護連携ネットワーク(仮称) |
和歌山県 |
田辺医療圏 |
(一社)
和歌山県介護支援 |
田辺保健医療圏の医療・介護の双方向情報連携EHR 基盤 |
専門員協会 |
<モデル2>
複数の二次医療圏(又は住民20万人以上の地域)のネットワーク化
近畿管内は交付先候補なし。
<モデル3>
三次医療圏のネットワーク化
府県 |
代表機関名 |
EHR名 |
滋賀県 |
(NPO)滋賀県医療情報 |
びわ湖メディカルネット |
連携ネットワーク協議会 |
ページトップへ戻る