報道資料
令和7年3月17日
近畿総合通信局
臨時災害放送局の開設・運用等の協力に関する協定締結
−JCBAとの連携強化を通じて地域の防災対策に貢献−
近畿総合通信局(局長:藤田 清太郎(ふじた せいたろう))は、本日、一般社団法人日本コミュニティ放送協会(以下、「JCBA」)近畿地区協議会との間で、臨時災害放送局等※の円滑な開設・運用等の協力に関する協定を締結しました。
※ 臨時災害放送局等とは、災害時にその被害を軽減するために、被災地の地方公共団体等によって臨時に開設されるFMラジオ放送局及び臨時災害放送局の開設訓練を目的とする実験試験局です。
本協定締結により、地方公共団体等によるスムーズな臨時災害放送局等の開設・運用のほか、当該放送局の代替手段としてのインターネット配信により、臨時災害放送局放送エリアの難聴地域や地域外へ避難された方でも当該番組を聴取できるなど、災害時等での効果的な情報伝達の実現が期待されます。
1 主な協力内容
- 臨時災害放送局等の開設及び運用のために必要となる機材の貸与や人員の派遣
- 被災地の地方公共団体等への臨時災害放送局の開設の働きかけ
- JCBAが運営する「JCBAインターネットサイマルラジオサイト」を利用した臨時災害放送局等による放送内容の配信
2 締結日
3 署名者
近畿総合通信局 藤田 清太郎 局長
JCBA近畿地区協議会 鯉塚 晃好 会長
(株式会社姫路シティFM21 代表取締役社長)
4 締結式の様子
左から近畿総合通信局 藤田局長、JCBA近畿地区協議会 鯉塚会長、山口副会長、中川副会長
於:近畿総合通信局
(参考)
コミュニティ放送局は、市区町村内の一部の地域において、地域に密着した情報を提供するため、平成4年(1992年)1月に制度化された超短波放送局(FM放送局)です。
JCBA近畿地区協議会は、近畿総合通信局管内のコミュニティ放送局42局中27局を会員とする団体です。
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