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「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)」の平成31年度研究開発課題の公募の結果
−九州管内において6件を採択−

平成31年4月24日
九州総合通信局
 九州総合通信局[局長:岡野 直樹(おかの なおき)]管内では、情報通信技術分野の競争的資金である「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)」の公募に13件の応募があり、外部評価の結果、6件の提案を採択しました。
 なお、全国では149件の応募があり、56件の提案を採択しました。

1 社会展開指向型研究開発(3年枠) フェーズI

 IoT/BD/AI時代に対応して、実用化・社会実装を意識した、新たな価値の創造、社会システムの変革並びに地域の活性化及び課題の解決に寄与するICTの研究開発。
 
課題名 研究代表者
災害時緊急回線開通を目的とした
アドホック光空間通信システムに関する
研究開発
辻村 健(佐賀大学)
養殖漁業における赤潮早期予測・発見・対策
を実現するIoTシステムの研究開発
山本 郁夫(長崎大学)

2 ICT基礎・育成型研究開発(1年枠) フェーズI

 ICT分野の研究者として次世代を担う若手人材を育成することや中小企業等の斬新な技術を発掘するために、FeasibilityStudy(本格的な研究開発のための予備実験や理論検討等の研究開発)として課題終了後の発展が見込める課題や、情報通信分野の基礎的な技術の発展に寄与する課題の研究開発。
 
課題名 研究代表者
原因に基づく悪性DNSクエリ分類技術
の研究開発
佐藤 彰洋
(九州工業大学)
データ駆動型スマートシティ実現に向けた
防災を例とした地域情報アーカイブと
オープンデータの構造的整理の研究開発
牛島 清豪
(株式会社ローカルメディアラボ)

3 電波有効利用促進型研究開発 フェーズI

 電波の有効利用をより一層推進する観点から、新たなニーズに対応した無線技術をタイムリーに実現するため、(1)周波数を効率的に利用する技術、(2)周波数の共同利用を推進する技術、(3)高い周波数への移行を促進する技術のいずれかに該当し、おおむね5年以内に開発すべき技術に関する無線設備の技術基準の策定に向けた課題の研究開発。
 
課題名 研究代表者
ガウス波形による2次元BPSK変調信号を用いた
最尤推定レーダの研究開発
大橋 正良(福岡大学)
高指向性テラヘルツ波による
高セキュリティ無線通信技術の研究開発
加藤 和利(九州大学)
【参考1】九州総合通信局管内における過去の採択状況PDF
【参考2】戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)の概要
      https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/scope/outline/outline.html

<関連報道発表>
・戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)の平成31年度社会展開指向型研究開発、ICT基礎・育成型研究開発(1年枠)及び電波有効利用促進型研究開発の公募の結果
      https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin03_02000275.html
・戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)の平成31年度研究開発課題の公募
      https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin03_02000261.html


 
 連絡先
 (電波有効利用促進型研究開発以外について)
 情報通信部情報通信連携推進課  096-326-7319
 
 (電波有効利用促進型研究開発について)
 無線通信部電波利用企画課       096-326-7891

 

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