平成27年度四国非常通信訓練に参加
〜大規模災害時の広域応援を想定し、移動電源車を四国に搬送〜
九州総合通信局(局長:丹代 武)は、大規模災害時の隣接局からの要請対応訓練として11月12日に四国で実施された「平成27年度四国地方非常通信訓練(会場:愛媛県立総合運動公園)」に参加し、災害対策用移動電源車(中型車)の緊急搬送訓練を行いました。
訓練では、近隣地域の愛媛県が地震により大きな被害を受け、停電が長期化し、県の通信設備が使えなくなったとの想定のもと、九州総合通信局の移動電源車の有効性について検証を行いました。
訓練を通して課題も見つかり、日頃の訓練や近隣地域との連携が大切であることがわかり大変有意義なものとなりました。
総務省では、災害の発生により電力供給が途絶した場合、地方公共団体や携帯電話事業者、放送事業者へ、災害対策用移動電源車を貸与し、重要な情報通信ネットワークの維持を図るため、必要な電力供給を支援しています。
今後も、被災時における当該移動電源車の貸与はもとより、各種防災訓練等へも参画していきます。
【訓練概要】
- 貸出手順確認(災害時優先携帯電話を使用) 四国総合通信局⇔九州総合通信局
- 搬送訓練(陸路による移動/往路619km、約8時間)
- 展示によるPR
【訓練会場風景】
(下の写真は九州から搬送した移動電源車)
(下の写真は開会式の様子)
お問い合わせ先:防災対策推進室 096-326-7880
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