鹿児島市で「春のあんしんネット・新学期一斉行動」を展開

　九州総合通信局（局長：丹代　武）は、平成28年3月13日（日）午後2時から鹿児島市天文館（中町ベルク通り）で「春のあんしんネット・新学期一斉行動」の周知・啓発活動を実施しました。
　これは、多くの青少年が初めてスマートフォン等を手にする、春の卒業・進学・新入学の時期に、地域の関係団体等と協力して、フィルタリングの利用促進や青少年・保護者等のリテラシーの向上に向けた説明会やイベント開催などの取組みを集中的に実施するもので、今回は、鹿児島県や鹿児島県青少年育成県民会議が主催する「あいさつ・声かけ実践街頭キャンペーン」に併せて実施しました。

　当日は、ガールスカウト鹿児島県連盟、日本ボーイスカウト鹿児島県連盟、日本海洋少年団鹿児島県連盟、青少年団体連絡協議会等の少年・少女や大人たち約50名が街頭に立ち、道行く市民に声をかけながら、春の花苗のほか、あいさつ実践のためのチラシとともにフィルタリングの利用を呼びかけるポケットティッシュや「スマートフォン安心安全ガイド」リーフレット1000部を手渡しました。

　配付会場は、色とりどりの花の香りで満たされ、辺りを人が取り囲むほど盛況となりました。道行く人たちは、花苗やリーフレットなどを手に、しばし子どもたちとのコミュニケーションを楽しんでおられ、フィルタリングに関心を持つきっかけにしていただきました。

　スマートフォンなど、ネット利用の危険から子どもを守るためには、大人と子どものコミュニケーションが一番の防御策となります。今後も九州総合通信局は、青少年の安心安全なネット利用のために周知啓発を続けて参ります。
 

　九州管内では、各県の地域連携団体と協力して下記のとおり「春のあんしんネット・新学期一斉行動」を取り組んでいます。

• 熊本県内の中学校23校の入学説明会での保護者向け説明を実施。（約3，200名を対象）
• 大分県内の高等学校の入学説明会での生徒・保護者向け説明を実施。（約850名を対象）
• 長崎県内の中学校約30校の入学式での保護者向け説明を実施予定。