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「電波の安全性に関する説明会」を開催しました

 九州総合通信局(局長:丹代 武)では、平成28年6月16日、宮崎県都城市において「電波の安全性に関する説明会」を開催し、40名の参加がありました。
 この説明会は、一般の方々を対象に、携帯電話やテレビ、ラジオなどに使われている電波が人体に与える影響や、電波による医療用機器への影響など、電波の性質や安全性について正しい理解を深めていただくために平成16年度から毎年開催しているものです。
 
<主催者挨拶(萩本電波監理部長)>

主催者挨拶(萩本電波監理部長)

 冒頭の萩本電波監理部長の主催者挨拶のあと、最初の講演は「電波の安全性に関する総務省の取り組み」と題して、総務省総合通信基盤局電波部電波環境課篠澤康夫課長補佐から、電波の防護に関するガイドラインや電波が人体に与える影響に関する調査・研究、医療機関における電波利用の推進に関する検討が開始されたことなどについて説明がありました。
 
<篠澤康夫課長補佐>

篠澤康夫課長補佐

 次に、「医療現場における安心安全な無線通信の利用と電磁環境」と題して、佐賀大学 大学院 工学系研究科の花田英輔教授から、医療機関における無線通信の利用状況や医療機関建物内での携帯電話使用に関する指針、また、医療用機器への電磁波による障害事例などについて説明をいただきました。
 
<花田英輔教授>

花田英輔教授

 最後に、「電波防護指針の根拠と測り方」と題して、情報通信研究機構 電磁波研究所の和氣加奈子主任研究員から、電波防護指針のもととなる電磁波の生体への作用、携帯電話基地局や放送局などからの電界の強度とその影響、携帯電話端末の電波が人体へ及ぼす比吸収率の測定方法などについて説明をいただきました。

<和氣加奈子主任研究員>

和氣加奈子主任研究員

 九州総合通信局では、安心安全な電波利用環境を確保し、電波の安全性に関する正しい知識を普及するため、今後も説明会を開催してまいります。
お問合せ先:電波利用環境課 096-312-8251

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