第5回「九州災害情報共有システム利活用連絡会」を開催
九州総合通信局(局長:宮本正)は、11月16日(水)、KKRホテル熊本において、第5回「九州災害情報共有システム利活用連絡会」を開催しました。
この連絡会は、地方公共団体の防災情報システム等に連携する、災害情報共有システム(Lアラート)を有効に活用し、災害時の避難勧告・指示など、地域の安心・安全に関するきめ細かな情報を、テレビ・ラジオなどの様々なメディアを通じて、地域住民に迅速かつ効率的に伝達する環境の整備を推進することを目的としており、今回で5回目の開催となりました。
会議には情報発信者側から九州各県、県庁所在地の市及び政令市及びライフライン関係団体、情報伝達者側からテレビ、ラジオの放送事業者及びコミュニティFM、ケーブルテレビ関連団体など約60名の参加がありました。
冒頭、NHK福岡放送局編成企画副部長の堺氏による開会挨拶の後、総務省情報流通行政局地域通信振興課小林官及び一般財団法人マルチメディア振興センター(FMMC)プロジェクト企画部長深澤氏からLアラートの現状及び運用状況についての説明、また、今年の6月から運用を開始した佐賀県の消防防災課福地氏から佐賀県災害情報共有システムについて説明がありました。
【開会挨拶 NHK福岡放送局 堺氏】
【佐賀県消防防災課 福地氏】
続いて、講演として、熊本地方気象台の松下防災管理官から「防災気象情報について」と題し、先の熊本地震の分析や新たなステージに対応した防災気象情報について説明がありました。
【熊本地方気象台 松下氏】
最後に事務局より、今後の連絡会の在り方として、地域の実情に応じた情報発信・伝達の取り組みのため、従来の全体連絡会に加え県単位の連絡会の開催について提案を行い了承されました。
今後も工夫をこらした会議を開催し、引き続きLアラートの活用による防災減災対策を推進していきます。
【会議模様】
お問い合わせ先:防災対策推進室(096-326-7334)
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