「九州ICTセミナー2016」を開催しました
平成28年12月1日に福岡市において、「IoT/ビッグデータ/AIで、九州を元気にしよう」をテーマとして「九州ICTセミナー2016」を開催しました。(主催:九州総合通信局、一般社団法人九州テレコム振興センター)
あらゆるモノをIoT(Internet of Things)によりネットワークにつなぐことで、様々なデータを収集・蓄積し、ビッグデータを人工知能(AI)により解析することで、社会課題の解決や新たな社会的価値、経済的価値の創出が可能となる時代が到来しつつあります。
本セミナーでは、IoT・ビッグデータ・AI等最先端のICTに取り組まれている方々から最新の動向及び課題について紹介していただくとともに、今後社会にもたらす変化を展望していただきました。
<会場の様子>
基調講演
「発想の転換とイノベーションで九州を元気にしよう」〜IoT/Big Data/AIと鋏は使いよう〜
一般社団法人 情報通信技術委員会 事務局長
東京大学先端科学技術研究センター 特任教授 稲田 修一 氏
あらゆるモノがインターネットにつながるIoTは、新しい価値創造につながっている。そこで、九州を元気にするためにIoT/ビッグデータ/AIを活用したイノベーションを紹介していただきました。
<稲田氏講演の様子>
講演1
「第4期中長期計画に基づくNICTの新たな研究開発・オープンイノベーション戦略」
国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)
オープンイノベーション推進本部事務局統括(兼務)
ソーシャルイノベーションユニット研究統括(兼務)
戦略的プログラムオフィス地域連携・産学連携推進室長(兼務)
経営企画部 統括 島田 淳一 氏
情報通信研究機構(NICT)の行っている人工知能(AI)やビッグデータ、IoT等の研究開発の取組や研究機関への研究支援・事業振興業務について説明していただきました。
<島田氏講演の様子>
講演2
「NICTの社会知解析技術」
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
ユニバーサルコミュニケーション研究所
データ駆動知能システム研究センター 上席研究員
耐災害ICT研究センター応用領域研究室 上席研究員(兼務) 大竹 清敬 氏
日本語、英語、中国語など31言語に対応した多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra」の説明や熊本地震などの震災時に、膨大なSNSへの書き込みを人工知能(AI)で分析して必要な情報を表示する「DISAANA」の説明等がありました。
<大竹氏講演の様子>
九州総合通信局では、今後もICTの最新技術の動向について情報提供を行って、地域の情報化を推進してまいります。
連絡先:情報通信連携推進課(096-326-7314)
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