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「サイバーセキュリティ・カレッジin熊本2017」を開催しました

 九州総合通信局(局長:宮本 正)は、平成29年2月1日(水)、熊本地方合同庁舎A棟において、「サイバーセキュリティ月間(2/1〜3/18)」の関連行事として、熊本県警察本部及び熊本県情報セキュリティ推進協議会との共催により、「サイバーセキュリティ・カレッジin熊本2017」を開催しました。
 冒頭、主催者を代表して九州総合通信局情報通信部の小野寺昭彦部長及び熊本県情報セキュリティ推進協議会の堤豊会長からの挨拶を受け、引き続き講演に移りました。
 
 最初の講演では、株式会社ラック サイバー・グリッド・ジャパンICT利用環境啓発支援室の七條麻衣子客員研究員から、「情報社会の現状と情報モラル」と題して、私たちを取り巻くネット社会における情報に対して常に意識を払い、子どもたちのために未来を見据えた情報モラル教育の必要性があることなど、解りやすくお話いただきました。

<七條麻衣子 講師>

七條講師

 次に、熊本県サイバーセキュリティ推進協議会の学生部会である、サイバー防犯ボランティア(KC3)の皆さんから活動報告を受けました。KC3とは、熊本県内の大学生で構成されており、主に違法有害情報の発見と通報活動に従事されていますが、活動はそれだけに止まらず、昨年4月に発生した熊本地震の際には、ネット上の流言飛語の発見に取り組むなど、幅広い活動が報告されました。
                            
<KC3の皆さん> 

KC3の皆さん

 続いて、警察庁九州管区警察局熊本県情報通信部情報技術解析課の長岡五志次席及び熊本県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課の続木聡司サイバー犯罪対策官の両氏により、「サイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」と題して、ウイルス感染による脅威など、実例を交えてお話しいただきました。
 最後に、熊本県情報セキュリティ推進協議会の小薗和剛企画運営委員長から講演に対する謝辞を受け、カレッジを閉会いたしました。
 本カレッジには、自治体、学校関係者、金融機関及び電気通信事業者等、合計97名の参加があり、サイバーセキュリティに関する関心の高さがうかがえました。

<セミナーの様子>

セミナーの様子


(問合せ先:電気通信事業課 TEL096-326-7821)

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