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「春のあんしんネット・新学期一斉行動」を実施

 九州総合通信局(局長:宮本 正)は、九州管内で「春のあんしんネット・新学期一斉行動」を実施しました。
 この取組は、多くの青少年が初めてスマートフォン等を手にする春の卒業・進学・新入学の時期に、地域の関係団体と協力して、フィルタリングの利用促進や青少年・保護者等のリテラシーの向上に向けた啓発を行うことを目的に集中的に実施するというもので、今春、九州管内では長崎県、熊本県、大分県及び鹿児島県の4県で実施しました。

〜入学式に併せ、新入生及びその保護者を対象に啓発を実施(長崎県内の取組)〜

 平成29年4月7日(金)、長崎県内の中学校のうち35校(昨年度は29校)の入学式に併せ、新入生及びその保護者を対象にスマートフォンやソーシャルメディア等の安心・安全な利用のための「春のあんしんネット・新学期一斉行動」を実施しました。

<保護者へ説明を行う小野寺情報通信部長>

保護者へ説明を行う小野寺情報通信部長

 説明の中で小野寺情報通信部長は、『子供たちが期待でいっぱいの学校生活にスマートフォンやインターネットの利用が加わることで利便性が向上する一方、昨今のニュース報道等では様々なトラブルや事件・事故で青少年が犯罪被害者となるケースを目にすることがあります。このようなトラブルに遭わないように、子供たちにスマートフォンを利用させるのは「親の責任」であることを認識いただいた上で、有害サイトの閲覧を制限する「フィルタリング」の設定や、利用場所・時間等を約束する「家庭内でのルール作り」が必要です。』と呼び掛けました。

<説明会の様子>

説明会の様子

〜あいさつ・声かけ実践街頭キャンペーンに併せて周知・啓発(鹿児島県内の取組)〜

 平成29年3月12日(日)午後1時30分から鹿児島市金生町(ベルク通り)で「春のあんしんネット・新学期一斉行動」の周知・啓発活動を実施しました。
 当局からは氏家電気通信事業課長が行動に参加し、昨年と同様に、リーフレット「保護者のためのスマートフォン安心安全ガイド」、啓発ティッシュ及び春の花苗を配布し街頭宣伝を行いました。
 また、鹿児島県や鹿児島県青少年育成県民会議が主催する「あいさつ・声かけ実践街頭キャンペーン」も併せて実施し、ガールスカウト鹿児島県連盟、日本ボーイスカウト鹿児島県連盟及び日本海洋少年団鹿児島連盟の子供を中心に約30名の方にご協力をいただいたほか、事務局として鹿児島県男女共同参画課及び鹿児島県青少年育成県民会議合わせ総勢50名ほどで対応しました。
 当日は天候に恵まれ、配付会場のアーケード街は大賑わいで、あっという間に用意した1000セットの配布物がなくなり、リーフレットなどを手にした方々にはフィルタリングに関心を持つきっかけにしていただきました。
 

九州管内では、その他、各県の地域連携団体と協力して以下のとおり取り組みました。

  • 熊本県内の中学校35校の入学説明会での新入生と保護者向け説明を実施。
  • 大分県内の中学校2校の入学説明会での新入生と保護者向け説明を実施。
 スマートフォンなどを利用する上で、ネット利用の危険から子どもを守るためには、大人と子どものコミュニケーションが一番の防御策となります。
 今後も九州総合通信局は、青少年の安心安全なネット利用のために周知啓発を続けて参ります。
 

お問い合せ先:電気通信事業課(096-326-7821)

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