「地域情報化セミナー in 熊本」を開催しました
九州総合通信局は、10月19日、九州経済産業局及び一般社団法人九州テレコム振興センターとの共催で、「地域情報化セミナー in 熊本」を熊本地方合同庁舎において81名の参加により開催しました。
<セミナーの様子>
【講演1】IoTによる橋りょうインフラの維持管理と新たな通信への取り組み
株式会社QTnetサービス開発部サービス企画グループ長 忽那 康郎 氏
日々の経済活動を支えている橋りょう・トンネルなどの社会インフラの老朽化が徐々に問題となってきているが、更に今後は我が国の少子高齢化による税収減少や人材不足とあいまって、それらの維持・管理が社会課題となりつつあります。
セミナーでは、宮崎県内で実施しているIoTによる橋りょうインフラモニタリングの実証実験と実験から見えてきた課題の解決に向けた新たな通信手段の実験等の話題も踏まえて紹介がありました。
【講演2】医療分野におけるAI・IoTの取り組み
株式会社ワイズ・リーディング 代表取締役 中山 善晴 氏
遠隔画像診断や人工知能を用いたシステム開発など、現場の様々なニーズに対する取組の中から、セミナーでは、文章作成支援システム「Y’sCHAIN」をはじめとするAI/IoT技術及びラボ施設「SOCKETIoMT/AI Lab Kumamoto」の取組の紹介がありました。
【講演3】IoTサービスをより簡単に実現するセンサデバイスとクラウドサービス
株式会社スカイディスク 代表取締役CEO 橋本 司 氏
IoTデータ解析に特化したクラウド型AI「SkyAI」と複数種類のセンサを簡単に脱着可能なセンサデバイス「SkyLogger」による工場の装置保全IoTやオフィスの環境IoTについて事例を基に紹介がありました。
九州総合通信局では、今後も地域の情報化の推進及び地域経済の活性化を図るため、セミナーを開催するなどの取組を行ってまいります。
連絡先:情報通信連携推進課(096-326-7314)
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