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IoT社会が支える!暮らしと街作り
−福岡市で「九州ICTセミナー2017」を開催しました

 九州総合通信局は、一般社団法人九州テレコム振興センター(KIAI)と共催により、平成29年11月30日に福岡市において「九州ICTセミナー2017」を開催しました。
 
  <セミナーの様子>

セミナーの様子

【基調講演】

 「2度目のデジタル IoTのもたらすビジネスとネットワークの変革」
大阪大学大学院情報科科学研究科 教授 下條 真司 氏

  1990年代アナログTVからデジタルTV、レコードからCDへ等、1度目はメディア媒体のデジタル化であったが、今回のデジタル化は、あらゆる物がインターネットにより繋がり、それによって、ビジネスをどのように展開するかが問われていると指摘されました。
  IoT社会の展開に参加者も大変興味を持って聴取されていました。

<下條先生の講演の様子>

下條先生の講演の様子

【講演1】

「NICTにおける研究開発の最新状況と地域連携の取組について」
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT) 経営企画部 統括 森下 信 氏

  通常の1000倍の大型太陽フレアの観測や従来技術(統計翻訳)に比べ大幅に高い9割前後の翻訳精度のニューラル機械翻訳の開発など、NICTにおける研究開発の最新情報の紹介がありました。

<森下統括の講演の様子>

森下統括の講演の様子

【講演2】

「つながる 広がるIoT〜IoTを取巻く環境変化とKDDIの取組みについて〜」
KDDI株式会社 ビジネスIoT営業部長 落合 孝之 氏

  IoT普及の壁は電源確保とコスト負担が考えられているが、LPWA(Low Power Wide Area)では、(1)省電力、(2)エリアが広い、(3)低速度により、これまでの問題が解消され、新たな通信ネットワークが構築されると紹介されました。また、参加者からは、LPWA通信規格の比較、省電力技術、カバレッジ拡張が数字で比較されているため、わかりやすいとの意見がありました。

<落合氏の講演の様子>

落合氏の講演の様子

  本説明会には、九州各方面より61名の参加者があり、熱心に聴講されていました。
 

お問い合わせ先:情報通信連携推進課(096-326-7314)

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