九州総合通信局は、12月5日(木)に福岡市において「電波の安全性に関する説明会」を開催し、一般の方々をはじめ、病院、自治体、電気通信事業者、放送事業者など様々な方面から92名の参加がありました。
この説明会は、スマートフォンや無線LANなどの普及により、電波が私たちの生活に身近で、なくてはならない存在となっていることから、電波の性質、安全基準や健康への影響などについて、正しい理解を深めていただくために、平成16年から毎年九州各地で開催しているものです。
説明会では、首都大学東京特別先導教授の多氣昌生氏が「身のまわりの電波とその安全性」と題し、電波の基本的性質や生体への影響について、次世代の移動通信システムである5Gシステム等も踏まえ、安心・安全の基本的な考え方と科学的な研究の取組などを分かりやすく説明されました。
今後も、安心・安全な電波利用環境の確保と、電波の安全性に関する正しい知識の普及のため、九州各地で説明会を開催していきます。