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「多言語音声翻訳試作品(PoC)コンテスト」NICT賞 授与式を開催

 九州総合通信局は、令和2年6月4日(木)、熊本地方合同庁舎において、昨年度総務省と国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が共同開催した「多言語音声翻訳コンテスト(第2回)試作品(PoC)コンテスト」のNICT賞授与式を行いました。

 このコンテストは、多言語音声翻訳を活用した「言葉の壁」をなくす製品・サービスの試作品(PoC)を募集するもので、本年3月14日にWeb形式で最終審査が行われ、熊本県のチームがNICT賞に選ばれました。

受賞作品
チーム(作者)名:チームJ(朝永 龍明)
作品名:学習アプリの無償公開で、教育における自治体間格差を解消したい
概要(コンテストHPから引用):
〇発音チェック付多機能ふりかえりカード「単語カードアプリ」
 スピーキングやリスニングの機能が付いた総合的な学習アプリを無償で提供し、地方と都市部との言語環境の格差を埋め、義務教育諸学校などの自治体間の格差の解消に繋がればと、このアプリの試作品を作成した。扱えるものは単語や文字だけではなく図形を使った数学の公式にも使える。

 作者の朝永さんは城北高等学校(熊本県山鹿市)教諭で、ご家族と協力してアプリの開発を行いました。「都市部の学生と地方の学生では、英語学習の環境に差がある」ことに対して、このアプリは「誰でも無料でアクセスしてトレーニングができ、語学学習に寄与できる。」と述べられました。
 

表彰状授与

<朝永さん(左)へ岡野局長(右)から表彰状授与>

  九州総合通信局は、多言語音声翻訳技術の更なる普及や多種多様な翻訳サービスの出現を加速すべく支援を行ってまいります。

お問合せ先:情報通信連携推進課 096-326-7314

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