令和2年度「電波の安全性に関する説明会」を開催
九州総合通信局は、令和2年12月8日(火)、熊本城ホール(熊本市)及びオンラインで「ハイブリッド方式」により、令和2年度「電波の安全性に関する説明会」を開催しました。一般の方々をはじめ、自治体、消費生活センター相談員、電気通信事業者、放送事業者など様々な分野から67名の参加がありました。
説明会では、国立研究開発法人情報通信研究機構電磁波研究所上席研究員の多氣昌生氏が「身のまわりの電波とその安全性」と題して、電波の基本的性質や生体への影響について、安心・安全の基本的な考え方と科学的な研究の取組状況などを分かりやすく説明されました。
また本年3月にサービスが開始された5Gについて、SNS上などでその安全性への誤った情報が氾濫している現状に関しても、これまでの研究成果の中で安全性は確認されており、今後も電波の安全性に関する研究プロジェクトの中で絶えず検討が進められる予定であるとのお話がありました。
九州総合通信局では、今後も安心・安全な電波利用環境の確保と、電波の安全性に関する正しい知識の普及のため、こうした説明会を開催していきます。
<多氣上席研究員>
お問合せ先:電波利用環境課 096-312-8254
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