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令和3年度「電波の安全性に関する説明会」を開催

 九州総合通信局は、令和3年12月23日(木)に長崎ブリックホール(長崎市)及びオンラインのハイブリット方式により、令和3年度「電波の安全性に関する説明会」を開催しました。一般の方々をはじめ、医療従事者、大学、消費生活センター相談員、電気通信事業者、放送事業者など様々な分野から48名の参加がありました。

 説明会では、京都大学生存圏研究所生存圏電波応用分野特任教授の宮越順二氏から「生活環境における人体への電波の影響について」と題して、電波とその健康影響評価、特に国際機関(注IARC、WHO)における生体影響評価委員としての経験談や、疫学研究をはじめとしたこれまでの世界的な研究動向など、わかりやすく説明がありました。また5Gをはじめとした新しい電波利用技術に対する評価研究の推進など宮越先生ご自身の提言もお話しいただきました。(注 IARC:国際がん研究機関、WHO:世界保健機関)

 参加者からは「国際的な研究取り組みを知ることが出来ました」「WHOの動きなど知見が得られました」などの感想が聞かれました。また質疑応答では「非電離の電磁波に関してどのようなメカニズムが考えられるのか」「耳に装着するワイヤレスイヤホンに関しての健康被害は?」など多くの質問が出され、熱心に聴講されていました。

 九州総合通信局では、今後も安心・安全な電波利用環境の確保と、電波の安全性に関する正しい知識の普及のため、こうした説明会を開催していきます。
 

01-02

         <講演中の京都大学 宮越特任教授>                     <会場の様子> 
 

03-04

              <挨拶中の園田部長>                      <オンラインの講演の様子>   
 
お問合せ先:電波利用環境課 096-312-8254

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