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「テレワーク・ワンストップセミナーfrom九州2022」を開催
−良質なテレワーク導入・定着で地域活性化−

 九州総合通信局はテレワーク月間イベントとして、「テレワーク・ワンストップセミナーfrom九州2022」を令和4年11月10日(木)にWebexによるオンライン形式で開催し、全国から111名の参加がありました。
 
 本セミナーでは、テレワークの「質」にフォーカスし、テレワークの活用や導入後の確実な「定着」に向けて、九州管内の他省庁や経済団体等と協力して、働き方改革や地方創生に資するテレワークやワーケーション、中小企業のテレワーク導入支援等について紹介しました。
 
 はじめに、九州総合通信局から、11月はテレワーク月間であり、総務省をはじめとしたテレワーク月間実行委員会では、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方であるテレワークの積極的な実践をお願いしていること。また、テレワークは働き方改革のみならず、地域活性化にも資することから、その普及と定着を図っている旨の共催挨拶があり、続いて各講演がありました。
 
【講演内容】
(1)講演1
 演題:「IT導入補助金について」
 講師:経済産業省 九州経済産業局 地域経済部 情報政策課 デジタル経済室 係長 原 朋子 氏
 内容:IT導入補助金は、事業者の方が、「業務効率化」のために、新たに導入される「ソフトウェア製品」や「クラウドサービス」など自社の課題やニーズに合った「ITツール」を導入する経費の一部を補助するもので、IT導入補助金2022の概要や補助金の申請から導入までの流れを紹介しました。
 

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< 九州経済産業局の講演の様子 >
 
(2)講演2
 演題:「テレワーク実施時の労務管理の留意点など」
 講師:厚生労働省 福岡労働局 雇用環境・均等部 指導課 課長 吉原 幸夫 氏
 内容:テレワークを継続的制度として実施し、企業と働く人の双方にとってメリットのあるものとするための、テレワークに適した労務管理体制の見直しや社内規程の作成のポイントについて解説しました。
 

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< 福岡労働局の講演の様子 >

(3)講演3
 演題:「九州管内のテレワーク動向について」
 講師:九州総合通信局 情報通信部 情報通信連携推進課 課長 宮岡 裕昭
 内容:新しい働き方や地方創生をテレワークやワーケーションなどを通じて積極的に推進している九州7県の施策や取組、厚生労働省と総務省で一体的に取り組んでいるテレワーク・ワンストップ・サポート事業等の国の施策について紹介しました。
 

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< 九州総合通信局の講演の様子 >

(4)講演4
 演題:「シェアライフ−新しい社会の新しい生き方−」
 講師:一般社団法人シェアリングエコノミー協会 代表理事
 一般社団法人Public Meets Innovation 代表理事 石山 アンジュ 氏
 (当日は、東京から大分への移動のため、福岡空港のテレワークBOXから講演。)
 内容:シェアリングエコノミーの第一人者でありシェアを通じたライフスタイルの発信や、社会課題の解決に取り組む石山アンジュ氏が、待ったなしの環境危機、経済の低迷、孤独と分断など社会不安が広がる中で、豊かさを再定義し誰もが納得して豊かさを享受することのできる持続可能なビジネスモデル、企業経営、生き方、そして社会基盤そのものの変革について講演しました。さらに、シェアの発想から考える地方創生、多拠点生活、ワーケーション、新しい働き方、コミュニティやつながりなど、様々なテーマとアイデアについて紹介されました。
 

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< 石山アンジュ氏の講演の様子 >
 
 九州総合通信局では、引き続きDXの推進やICTを活用し時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方であるテレワークによるウェルビーイングの向上を推進してまいります。
お問合せ先:情報通信連携推進課 096-326-7314

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