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「全国中小企業クラウド実践大賞2022 総務大臣賞表彰式」を開催
−株式会社イズミダ(鹿児島県鹿屋市)が受賞−

 九州総合通信局は、令和5年1月18日(水)、九州総合通信局局長室において、クラウド実践大賞実行委員会と総務省において共催した「全国中小企業クラウド実践大賞2022(令和4年12月21日開催)」 の総務大臣賞表彰式を行いました。
 全国中小企業クラウド実践大賞は、クラウドを活用して新規事業創造、収益向上、業務効率化を実現した中小企業等の実践事例を発掘し、広めていくためのプロジェクトであり、令和4年度で5回目(前身の全国クラウド活用大賞含む)を迎えます。
 株式会社イズミダは、地方大会の九州・沖縄大会(令和4年10月26日開催)において、九州総合通信局長賞を受賞され、全国大会に出場されました。
 
(総務大臣賞)
 受賞者   :株式会社イズミダ
 登壇タイトル:あたらしい魚屋のかたち〜DX化による変革〜
 登壇者   :株式会社イズミダ 常務取締役 出水田 一生(いずみだ いっせい)様
 
(受賞概要)
 創業48年、鹿児島県鹿屋市にて昔ながらの魚屋・水産加工品卸会社を営んできた株式会社イズミダ。「魚の消費減」「卸売における鮮魚需要減」など水産加工業を取り巻く厳しい状況を背景に、売上は年々減少の一途を辿っていた。
 さらには「卸売対応のため、休日がない」「若手人材を確保できない」といった業界特有の課題があった。
 その後、業務に各種のクラウドツールを導入され、業務の効率化や労働時間の削減を実現し、鮮魚の小売店舗・飲食店開業、水産加工品のEC販売など新規事業の創出につなげ、若者・女性など新たな人材雇用の実現、「教育」「観光」分野での取組が地域活性化につながっている点が評価された。
 

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           < 総務大臣賞表彰の様子 >        < 受賞者と九州総合通信局長等との集合写真

 全国中小企業クラウド実践大賞 公式サイト: https://cloudinitiative.jp
 同結果発表ページ: https://cloudinitiative.jp/news/cloudcontest2022
 
 なお、表彰式の後には局内の職員に向け、出水田一生様からミニ講演を実施していただきました。
 各種のクラウドツールを導入し、業務の効率化や労働時間の削減を実現し新規事業の創出につなげているだけでなく、地元の高校生を対象に商品開発の授業をしている「魚×教育」の活動や、旅行会社と連携して市場や競りの様子を見学する「魚×観光」といった地域活性化の活動にも熱心に取り組んでいるお話をしていただきました。
 最新のクラウドサービス導入事例を拝聴し、当局の職員からは「現在のクラウドツールを使うようになったきっかけは何か。」や「クラウドサービスを職場に導入させた際の苦労話を聞かせてほしい。」等の質問が多数出されました。最後に「今後、一番に取り組んでいきたい事業は何か。」との質問に対して、出水田氏は「地元の子供たちの教育活動をもっと取り組んでいきたい」との熱い想いを述べられました。
 

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           <出水田様講演の様子 >                 < ミニ講演の風景

 九州総合通信局では、引き続きDXの推進や地域活性化にもつながるクラウドサービス利用を推進してまいります。

お問合せ先:情報通信連携推進課 096-326-7314

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