【2023年度情報通信月間行事】電波利活用セミナー2023
−電波政策の最新動向とデジタル簡易無線局の高度化について− を開催
九州総合通信局は、一般社団法人九州テレコム振興センターと共催し、令和5年7月26日(水)、「電波利活用セミナー2023 〜電波政策の最新動向とデジタル簡易無線局の高度化について〜」を開催しました。セミナーは、博多バスターミナル9F大ホール(福岡市)の会場と、オンラインで同時配信するハイブリッド方式で開催し、合わせて140名を超える参加がありました。
【主催者挨拶】
塩崎九州総合通信局長から、当セミナー開催の目的やこのあと行われる基調講演と事例発表について総務省の役割、九州総合通信局の取組み等の説明も含めて挨拶がありました。

<塩崎局長>
【基調講演】電波政策の最新動向
講師:総務省 総合通信基盤局 電波部 中村電波政策課長
簡易無線局の概要やデジタル簡易無線局の高度化をはじめ、5Gの普及状況や無線LANの周波数拡充、自営系無線の高度化の取り組み等、総務省の電波施策の最新動向について講演を行いました。

<中村電波政策課長>
【事例紹介1】簡易無線局の現状について
講師:一般社団法人全国陸上無線協会 企画調査部長 則武 潔 氏
簡易無線局の特徴や種別、デジタル簡易無線局の免許局と登録局の特徴をはじめ、デジタル簡易無線局の高度化、今後の動向について講演いただきました。

<全国陸上無線協会 則武氏>
【事例紹介2】簡易無線局の利用事例とニーズについて
講師:アイコム株式会社 国内営業部 九州営業所 松田 孝之 氏
簡易無線局の利用事例として自治体での職員連絡用としての広域利用、高層ビルでの地下や高層階へのエリア拡張、VPN回線を介した遠隔地への複数エリア利用等について講演いただきました。

<アイコム株式会社 九州営業所 松田氏>
【事例紹介3】簡易無線局の利用事例とニーズについて
講師:アルインコ株式会社 電子事業部 常務執行役員事業部長 楠原 和広 氏
デジタル簡易無線局の代表的な用途、登録局が選ばれる理由、特殊な用途の事例紹介として、
役場からの放送との連携、IoT機器との連携、デジタル消防無線の補助通信等について講演いただきました。

<アルインコ株式会社 楠原氏>
【事例紹介4】簡易無線局の利用事例とニーズについて
講師:株式会社JVCケンウッド 無線システム事業部 国内無線システム開発部
シニアマネジャー 渡川 洋人 氏
現行の簡易無線局を有線接続した中継システムを利用したホテル内のスタッフ連絡や、スキー場のスタッフ連絡等の利用事例の紹介、令和3年度調査検討の実証試験で実施した伝搬調査結果等について講演いただきました。

<株式会社JVCケンウッド 渡川氏>
お問合せ先:電波利用企画課 096-326-7890
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