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「サイバーセキュリティ・カレッジin熊本2024」を開催

 九州総合通信局は、令和6年2月15日(木)に熊本市において、サイバーセキュリティ月間(2/1〜3/18)の関連行事として、熊本県警本部及び一般社団法人熊本県サイバーセキュリティ推進協議会との共催による「サイバーセキュリティ・カレッジin熊本2024」を開催しました。
 本セミナーは、地域の中小企業や医療機関を含めたあらゆる方々に、広くサイバーセキュリティに関する理解を深めていただくことを目的として開催しました。当日は、企業(病院関係者含む)や地方公共団体の方など会場50名、オンライン361名と多数ご参加いただきました。
 冒頭、主催者を代表して九州総合通信局長から開会の挨拶があり、その後講演に移りました。


【プログラム】
第一部《講演》「我が国のサイバーセキュリティ政策の現状と動向」(13:30〜14:30)
 講師:総務省サイバーセキュリティ統括官 山内 智生
第二部《講演》「医療機関に求められるサイバーセキュリティ対策〜サイバー攻撃被害を経験して〜」(14:30〜15:30)
 講師:徳島県つるぎ町立半田病院つるぎ町病院事業管理者 須藤 泰史 氏
第三部《講演》「DX/AI時代のサイバーセキュリティ対策〜あなたはサイバー攻撃及びその対策を本当に理解しているのか?〜」(15:30〜16:30)
 講師:神戸大学大学院工学研究科教授 森井 昌克 氏

 
【概要】
 第一部では、「我が国のサイバーセキュリティ政策の現状と動向」と題し、昨今のサイバー空間の環境変化やリスク、政府や総務省の取組について、講師の総務省サイバーセキュリティ統括官 山内 智生より講演がありました。

山内統括官

〈総務省 山内統括官〉
 
 第二部では、「医療機関に求められるサイバーセキュリティ対策〜サイバー攻撃被害を経験して〜」と題し、実際にサイバー攻撃の被害にあった病院から実体験をもとに災害用BCPの有用性等について、講師の徳島県つるぎ町立半田病院の事業管理者 須藤 泰史氏より講演をいただきました。

半田病院 須藤氏

〈半田病院 須藤氏〉

  第三部では、「DX/AI時代のサイバーセキュリティ対策〜あなたはサイバー攻撃及びその対策を本当に理解しているのか?〜」と題し、中小企業のサイバー攻撃に対するリスク管理の必要性や半田病院のランサムウェア被害を踏まえた教訓等について、講師の神戸大学大学院工学研究科教授 森井 昌克 氏より講演をいただきました。

神戸大学 森井氏

〈神戸大学 森井氏〉
 
 また、会場では、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が実施する実践的サイバー防御演習CYDER(インシデント発生から解決までの対応手順を学ぶ演習)のデモ展示があり、デモ機を使って参加者に体験していただきました。

デモ展示

 〈デモ展示〉
 
 九州総合通信局では、今後も引き続き、九州管内の企業・自治体等におけるサイバーセキュリティ対策に関する人材育成等の取組及びサイバーセキュリティに関する周知・啓発の取組を推進してまいります。
 
 
お問い合わせ先:サイバーセキュリティ室 096-326-7848

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