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「令和6年度 北九州市国家戦略特区・テレワーク推進セミナー」を開催

 九州総合通信局は、11月の「テレワーク月間」に併せ、テレワークの普及促進に向けた取組として、北九州市と沖縄総合通信事務所との共催で、令和6年11月8日(金)に「令和6年度 北九州市国家戦略特区・テレワーク推進セミナー」を開催しました。セミナーは、北九州イノベーションセンター(北九州市)の会場とオンラインで同時配信するハイブリッド方式で開催し、87名(現地参加52名、オンライン参加35名)の方々に参加いただきました。

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<セミナー開催の様子>
 はじめに、北九州市政策局局長 小林 亮介氏から、開会の挨拶としてセミナー開催の経緯、目的及び講演内容について紹介しました。
 続いて各講演者から講演が行われました。各講演の概要は以下のとおりです。
【国家戦略特区制度等紹介】
 「ボトルネック解消!国家戦略特区特例ビザ活用で入国審査期間を短縮!」
   講師:北九州市 政策局 政策調整担当係長 山口 幸志 氏
 
 北九州市が国家戦略特区として行っている国内外の交流・インバウンド拠点の形成などの取組や、優秀なIT・半導体関連外国人材の就労促進に向けた新たな規制改革メニュー「外国人エンジニアビザ」活用に向けた検討状況について説明がありました。また、自動運転、ドローン及び電波利用の実証実験の支援や開業に関する支援、「東田・未来都市プロジェクト」について紹介がありました。

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<北九州市 山口氏>
【特区を活用したセンターの活用紹介】
 「北九州市イノベーション人材マッチング支援センターと「北九州市テレワーク推進センター」の活用について」
   講師:GZキャピタル株式会社 社長執行役員 大屋 喬史 氏
 
 北九州イノベーションセンターに設置されている特区を活用した2つのセンターの活用事例として、コワーキングスペースを用いた女性向けの動画編集セミナーや、デジタルコンテンツを活かした市内大学生や高校生と地元企業の交流の場の提供など具体的な説明がありました。
 また、アントレプレナーシップ教育の一環として高校生が、学生と地元企業がインターンシップをより効率的にできる仕組みを考え、ビジネスプランとして発表しました。

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<GZキャピタル株式会社 大屋氏>
【テレワーク推進】
 「選ばれる企業になる! 育児介護休業法改正に向けた中小企業や現場のある企業のテレワーク」
   講師:社会保険労務士法人NSR ワーク・エンゲージメント推進室 CWO 社会保険労務士 武田 かおり 氏
 
 現在、就職・転職を考えるにあたって、テレワーク制度があるかどうかを重視している人達が増えるとともに、育児介護休業法の改正により企業は柔軟な働き方を実現する必要があることから、テレワーク導入によって企業や就業者にとってメリットがある事や選ばれる企業になるためにはどうすればよいのかテレワークの導入事例を踏まえて説明がありました。
 また、仕事と育児・介護等の両立支援に関しての補助金やテレワークに関しての支援事業について紹介がありました。

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<社会保険労務士法人NSR 武田氏>
【ワーケーション】
 「地域性で勝負 離島テレワークの挑戦」
   講師:株式会社ブルー・オーシャン沖縄 執行役員・公共SI事業部統括 崎山 喜一郎 氏
 
 企業誘致が困難な離島において、離島の暮らしやすさを向上させる様々な施策としてテレワークの推進や離島からでも首都圏企業との連携ができ有名リゾート地である特性を活かしたワーケーションの紹介がありました。

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<株式会社ブルー・オーシャン沖縄 崎山氏のリモートによる講演の様子>
 九州総合通信局では、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方であるテレワークの普及促進に向けて、今後も積極的に様々な取組を推進してまいります。

<参考資料>
「令和6年度 北九州市国家戦略特区・テレワーク推進セミナー」を開催別ウィンドウで開きます(令和6年10月15日当局報道資料)


お問合せ先:情報通信連携推進課 096-326-7314

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