「医療現場で安心・安全に電波(医療機器)を利用するための説明会」を開催
九州総合通信局は、令和6年12月12日(木)に、大分県別府市(B-CON PLAZA 別府国際コンベンションセンター)及びオンライン配信にて「医療現場で安心・安全に電波(医療機器)を利用するための説明会」を開催しました。九州地域の医療機関における電波利用推進協議会との共催によるもので医療関係者を中心に65名の参加がありました。
【主催者挨拶】
九州総合通信局の栗原電波監理部長から、医療協議会の活動や当説明会の目的、講師の紹介なども含め、挨拶を行いました。
【講演1】
医療機関における安心・安全な電波利用の推進に向けた総務省の取組
講師:総務省 九州総合通信局 電波監理部長 栗原 史誠
医療機関における電波利用の現状及び九州地域の医療機関における電波利用推進協議会の概要や取り組みなどについて説明を行いました。
特に「ハンズオン支援」については、取り組み状況を紹介するとともに、各医療機関での活用検討をお願いしました。
〈九州総合通信局 栗原電波監理部長〉
【講演2】
医療現場で安心・安全に電波を利用するための導入手法とその管理
講師:国立大学法人佐賀大学 理工学部 数理・情報部門 教授 花田 英輔 氏
電波環境協議会から公表されている「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き」(令和3年7月改訂版)や日本建築学会において発行されている「医療機関における電波利用機器に配慮した建築ガイドライン」を中心に、携帯電話等の使用に関する指針や病院で無線通信技術を安心・安全に活用するための管理体制、医用テレメータを正しく導入するための建築ガイドラインなどについて、具体的な事例や課題を交え、安心な電波利用が可能となる環境整備等をわかりやすく説明していただきました。
〈佐賀大学 花田教授〉
また、アンケートでは、「実践的な事例の紹介があり大変興味深い講演でした」、「医療機関で使用する電波に関する知見を深めることができました」、「電波の安全利用について考えることができました」などの感想が寄せられました。
九州総合通信局では、今後も安心・安全な電波利用環境の確保と電波の安全性に関する正しい知識の普及のための周知啓発活動に取り組んでまいります。
〈説明会の様子〉
お問い合わせ先:電波利用環境課096-312-8255
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