九州総合通信局は、令和7年5月9日（金）、福岡市及び公益財団法人九州先端科学技術研究所（ISIT）との共催により、福岡市内の会場とオンライン配信のハイブリッド形式にて、「デジタル時代の海外進出セミナー」を開催しました。
本セミナーは、総務省が実施しています「安全性・信頼性を確保したデジタルインフラの海外展開支援事業」令和7年度地方枠の公募が令和7年4月23日から始まったことに併せ、本事業を中心に海外展開支援の周知を行うために開催しました。当日は、海外展開を検討している事業者の方など、80名を超える参加者がありました。
<セミナー開催の様子>
【講演1】
「総務省の海外展開支援事業について」
講師：総務省 国際戦略局 国際展開課 課長 嶋田 信哉
総務省で実施しています「安全性・信頼性を確保したデジタルインフラの海外展開支援事業」や最近の海外展開の状況をはじめ、令和5年度から始まった「地方枠」についての事業概要や今年度のスケジュール、過去の事例の紹介について講演を行いました。
＜国際展開課 課長 嶋田 信哉＞
【講演2】
「福岡市の国際的なビジネス交流促進に向けた取り組みについて」
講師：福岡市 経済観光文化局 海外ビジネス支援課 課長 榊原 英明 氏
福岡市において、令和6年12月に策定された「第10次福岡市基本計画」に目標として掲げられたアジアのモデル都市を目指していくため、地場企業及びスタートアップの海外展開や外国企業とのビジネス連携等を支援するための具体的な取組について講演いただきました。
＜海外ビジネス支援課 課長 榊原 英明 氏＞
【トークセッション】
「国・自治体事業を活用した海外展開のポイント」
ファシリテーター：公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所 所長 青木 栄二 氏
パネリスト：福岡市 海外ビジネス支援課 生田 駿至 氏
総務省 国際戦略局 国際展開課 課長 嶋田 信哉
これまで数多くの企業の海外展開支援を行ってきた青木所長をファシリテーターとして、「国・自治体事業を活用した海外展開のポイント」と題して、海外展開を行う必要性や注意点などを実例や感想を交えながら意見交換が行われました。
＜トークセッションの様子＞
最後に行われた名刺交換／交流会では、現地に参加された方々と講師の方々とを交え、情報交換や名刺交換が行われ、参加された方からは、「今後の海外展開に向けたきっかけとなった」といった意見をいただきました。
九州総合通信局では、引き続き、デジタル技術の海外展開を目指す地域のICT事業者等の支援を行ってまいります。
お問合せ先：情報通信連携推進課 096-326-7314
