報道資料
令和2年10月16日
九州総合通信局
令和2年度「地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」
−長崎及び鹿児島の2課題が決定−
総務省では、令和2年度に、ローカル5G等を活用した地域課題解決を実現するため、「地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」において実証を行います。
このたび、実証する内容が決まり、九州総合通信局[局長:坂中 靖志(さかなか やすし)]管内からは2課題が決定されました(全国19課題)。
1 事業の概要
総務省では、ローカル5G等を活用した地域課題解決を実現するため、令和2年度から多種多様なローカル5G基地局の設置場所・利用環境下を想定したユースケースにおける電波伝搬等に関する技術的検討を実施するとともに、ローカル5Gが有効なユースケースを広げるべく、ローカル5G等を活用した課題解決モデルを構築する「地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」において実証を行うこととしています。
2 決定の内容
本実証の実施に当たっては、取り組むべき地域課題や検討すべき技術的課題等について、本年2月から3月にかけての公募を経て参考とする課題提案を選定しました。これを踏まえて検討し、順次調達手続を進めていたところ、九州管内から次の2課題が決定されました。各事業の概要は
【別紙】
のとおりです。
件 名 |
請負者 |
実証地域 |
農業ロボットによる農作業の自動化の実現 |
関西ブロードバンド
株式会社 |
鹿児島県志布志市 |
専門医の遠隔サポートによる離島等の
基幹病院の医師の専門外来等の実現 |
株式会社
NTTフィールドテクノ |
長崎県長崎市、五島市 |
3 今後の予定
決定した請負者と協力し、有意義な成果が得られるよう各実証課題の円滑な実施に努めることで、実証実施期間後の実運用や課題解決モデルの普及につなげます。
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