報道資料
令和3年2月5日
九州総合通信局
熊本県水上村の一部地区で熊本放送のラジオ放送が聴取可能に
−受信障害対策中継放送局に免許−
九州総合通信局[局長:坂中 靖志(さかなか やすし)]は、水上村から申請のあった受信障害対策中継放送を行う基幹放送局2局に対して、本日、免許を付与しました。
本中継局は、水上村の古屋敷地区及び川口地区の一部におけるラジオ放送の難聴を解消(地理的・地形的難聴対策)するために村が開設するものです。
同村は、熊本放送の既存FM補完中継局からの放送波を受信し、当該地区へ再送信することにより受信状況の改善を図ることとしています。
総務省は、本中継局の整備に対し費用の一部を令和元年度無線システム普及支援事業費等補助金(民放ラジオ難聴解消支援事業)として交付する予定です。
【免許を付与した受信障害対策中継放送局の概要】
名称 |
古屋敷SFM(※) |
川口SFM(※) |
送信所設置場所 |
熊本県球磨郡水上村 |
周波数 |
80.0MHz |
空中線電力 |
240mW |
250mW |
放送開始予定日 |
令和3年2月22日 |
※SFMとは、超短波放送(受信障害対策中継放送)のこと。
【参考】
受信障害対策中継放送を行う基幹放送局は、地理的条件等により受信障害が発生している地域において、放送事業者以外の者が、当該受信の障害を解消する目的で開設できるものです。
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