報道資料
令和6年2月20日
九州総合通信局
鹿児島県長島町の一部地区で地上デジタル放送の受信状況を改善
−受信障害対策中継放送を行う基幹放送局に免許−
九州総合通信局は、鹿児島県長島町から申請のあった2地区における受信障害対策中継放送を行う基幹放送局について、加世堂地区に対しては令和6年1月31日付けで、汐見地区に対しては本日付で免許を付与しました。
これらの免許付与により、同町における地上デジタル放送の受信状況の改善が図られることになります。
受信障害対策中継放送を行う基幹放送局は、地理的条件等により受信障害が発生している地域において、放送事業者以外の者が、当該受信の障害を解消する目的で開設できるものです。
当該放送局は、地上デジタル放送の難視聴解消及び災害発生時における放送の継続性が向上することを目的に整備されるもので、無線共聴方式である「ギャップフィラー(注1)」を開局することで、地上デジタル放送の視聴が可能となります。
なお、当該放送局は同町が当省の令和4年度放送ネットワーク整備支援事業費補助金(共聴施設ネットワーク強靱化支援事業)
【別紙1】を活用し整備したものです。
【免許の概要】
放送局の名称等 |
加世堂デジタルテレビSHV及び
汐見デジタルテレビSHV(注2)
|
免許の概要及び放送エリア図 |
【別紙2】参照 |
注1 ギャップフィラーとは、「隙間を埋める」という意味であり、地上デジタル放送のカバーエリアの隙間となり、受信障害が発生している狭いエリア(およそ1〜2km四方)をカバーするために追加的に置局する極微小電力(50mW以下)の中継局のこと。
注2 SHVとは、高精細度テレビジョン放送を含むテレビジョン放送(受信障害対策中継放送)のこと。
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