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G7北九州エネルギー大臣会合において電波監視体制を強化

 九州総合通信局は、平成28年5月1日(日)から2日(月)にG7北九州エネルギー大臣会合が開催されたことに伴い、4月30日(土)から5月2日(日)までの間、重要無線通信妨害対策実施本部を設置し、会場周辺における電波監視体制を強化(以下、「特別電波監視」と言います。)しました。
 特別電波監視は、警察・消防無線、航空無線、鉄道無線などの重要無線通信に対する混信や電波妨害を排除し、同大臣会合の開催に支障を来すことのないようにするため、4月30日(土)から5月2日(月)までの間、24時間体制で取り組みました。
 実施に当たっては、大臣会合が開催される会場周辺(北九州市内)と各国大臣が利用する北九州空港及び福岡空港を重点監視地域とし、デューラス※センタ局(熊本市)で遠隔監視を行う固定監視チームと、現地(北九州市等)で不法無線局探索車等を使用して電波監視及び妨害排除を行う移動監視チームにより対応しました。
 特別電波監視期間中は特段の混信・電波妨害事案の発生はなく大臣会合も無事終了しました。
 今後も、外国要人の来訪等重要事案に対しては、電波監視体制を強化して対応することとしています。
【デューラスセンタ局での固定監視の模様】

【デューラスセンタ局での固定監視の模様】

【現地で監視中の電波監視車両】

【現地で監視中の電波監視車両】

※デューラス(電波監視システム)
 主要都市を中心にビルの屋上等に設置した電波監視用センサ局を熊本のセンタ局から遠隔制御し、電波の方位を測定して不法無線局等の発射源を推定するシステム。
 
【デューラス(電波監視システム)のイメージ】

【デューラス(電波監視システム)のイメージ】

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