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G7農業大臣会合・保健大臣会合において電波監視体制を強化

 九州総合通信局は、令和5年4月22日(土)〜23日(日)に宮崎市で開催された「G7宮崎農業大臣会合」及び5月13日(土)〜14日(日)に長崎市で開催された「G7長崎保健大臣会合」において、それぞれ4月21日(金)〜23日(日)及び5月12日(金)〜14日(日)の期間、重要無線通信妨害対策実施本部を設置し、電波監視体制を強化(以下、「特別電波監視」と言います。)しました。
 特別電波監視は、警察・消防無線、航空無線、鉄道無線などの重要無線通信に対する混信や電波妨害があった場合はこれらを排除し、同大臣会合の開催に支障を来すことのないよう取り組むもので、特別電波監視期間中は、同大臣会合が開催される会場周辺(宮崎市内、長崎市内)と各国大臣が利用する宮崎空港及び長崎空港を重点監視地域とし、デューラスで遠隔監視を行う固定監視チーム(熊本市)と、現地(宮崎市内及び長崎市内等)で不法無線局探索車等を使用して電波監視及び妨害排除を行う移動監視チームにより24時間体制で取り組みました。
 特別電波監視期間中は、特段の混信・電波妨害事案の発生はなく同大臣会合は無事終了しました。
 九州総合通信局は、今後も、外国要人の来訪等重要事案に対しては、電波監視体制を強化して取り組んでまいります。
【現地で監視中の電波監視車両】

【デューラスセンタ局での固定監視の模様】

【現地で混信・妨害電波を探査する職員】

【現地で監視中の電波監視車両】


【デューラス(電波監視システム)のイメージ】

【デューラス(電波監視システム)のイメージ】

主要都市周辺の鉄塔やビルの屋上等に設置している複数のセンサ局と、当局に設置するセンタ局を、
高速デジタル専用回線等で結んで構成する電波監視システムです。いろいろな用途で使用されている
無線通信(電波)に、混信や妨害を与える不法無線(不法電波)の監視を行っています。         
 

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