総務省では、各地域における大学等の研究機関、メーカー及び通信事業者が迅速な研究開発・製品化等を実現することにより、地域競争力の向上のための地域資源の有効利用や社会実証の促進が図れるようにするため、使用可能な周波数等をあらかじめ公示することにより、短時間で免許処理が可能となる特定実験試験局制度を平成16年に創設しているところです。
この特定実験試験局は、科学又は技術の発達のための実験、電波の利用の効率性に関する試験等に有効に活用していただくものですが、使用可能な周波数等の事前公示を前提としており、そのための電波利用ニーズの事前把握が必要となります。
つきましては、来年度の特定実験試験局周波数選定の検討を進めるにあたり、今後開設を希望される実験試験局がございましたら、その概要についてニーズ調査を実施させていただきますので、ご協力方よろしくお願い申し上げます。
また、実験試験局以外の電波利用について、ご意見やご要望がございましたら併せて適宜の方法でお知らせいただきますようお願いいたします。