報道資料
令和4年3月31日
四国総合通信局
徳島県那賀町における放送・通信ネットワークの光化を支援
≪「『新たな日常』の定着に向けたケーブルテレビ光化による耐災害性強化事業」
及び「高度無線環境整備推進事業」の補助金の交付を決定≫
総務省は、令和3年度補正予算「『新たな日常』の定着に向けたケーブルテレビ光化による耐災害性強化事業」及び令和3年度補正予算「高度無線環境整備推進事業」に係る補助金の交付先について、以下のとおり徳島県那賀町に対し本日付で補助金の交付を決定しました。
同町はこれまでも順次放送・通信の伝送路の光化を進めてきたところですが、本事業により木沢地区の一部地域(86世帯)について、ネットワークの耐災害性が向上し、災害時の確実かつ安定的な情報伝達が確保・強化されるとともに、超高速ブロードバンド環境が整う予定です。また、本事業が完了することで同町の放送・通信の伝送路は全て光化されることとなります。
表【交付決定の概要】
補助事業名 |
団体名 |
事業費
(千円) |
補助金額
(千円) |
整備地域 |
事業概要 |
「新たな日常」の定着に向けたケーブルテレビ光化による耐災害性強化事業 |
徳島県
那賀町
|
63,045 |
31,522 |
那賀町
木沢地区の
一部(86世帯)
|
放送用伝送路をHFC方式(*1)からFTTH方式(*2)に置き換える。 |
高度無線環境整備推進事業 |
55,773 |
27,886 |
通信用伝送路をHFC方式(*1)からFTTH方式(*2)に置き換える。 |
*1:HFC(Hybrid Fiber Coaxial)方式:光ファイバケーブル(幹線)及び同軸ケーブル(支線)で構築されたネットワーク
*2:FTTH(Fiber To The Home) 方式:すべて光ファイバケーブルで構築されたネットワーク
【各補助事業の概要】
○「新たな日常」の定着に向けたケーブルテレビ光化による耐災害性強化事業(
別紙1
参照)
「新たな日常」の定着・加速に向けて、災害時には新型コロナウィルスへの感染拡大の防止のため、在宅避難・分散避難がこれまで以上に求められる。在宅でも、放送により信頼できる災害情報を確実に得られるよう、地域の情報通信基盤であるケーブルテレビネットワークの光化を実施するための支援を行う。
○高度無線環境整備推進事業(
別紙2
参照)
「新しい生活様式」を実現して地方活性化につなげるために、大容量通信等の基盤となる伝送路設備の整備が必要。ポストコロナ社会を見据え、増大するトラヒックニーズに対応するため、電気通信事業者等による、高速・大容量無線局の前提となる伝送路設備等の整備の支援を行う。
【関連報道資料等】
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