報道資料
平成26年9月9日
信越総合通信局
JAXA実験試験局「臼田64M HAYABUSA2」に無線局予備免許を付与
信越総合通信局(局長 秋本芳徳)(長野市)は、本日、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA」という。)による、はやぶさ2(Hayabusa2)の小惑星サンプルリターンミッション【小惑星からの物質を地球に持ち帰る、はやぶさの後継ミッション】のため地上に開設する実験試験局に対し予備免許を付与しました。
「臼田64M HAYABUSA2」は、JAXAが平成26年冬に種子島宇宙センターから打ち上げを計画している、小惑星探査機「はやぶさ2」の動作状況に関する制御・監視、データ取得など様々な実験を行うために、長野県佐久市のJAXA臼田宇宙空間観測所に開設するものです。
「はやぶさ2」は小惑星近傍に1.5年留まり、小惑星表面へのタッチダウンによるサンプル採取、小惑星表面探査など様々な観測を行い、太陽系の起源及びその進化を明らかにし、生命の原材料物質を特定することを目指しており、「臼田64M HAYABUSA2」はこの探査機本体と搭載電子機器の制御・監視を行う無線局として大変重要なものとなります。
なお、「臼田64M HAYABUSA2」は小惑星探査機「はやぶさ2」(関東総合通信局で9月4日予備免許)の打ち上げ後、総合試験の結果を踏まえて免許となる予定です。
(免許の概要等は、
別紙
のとおり)
信越総合通信局では、「はやぶさ2」の打ち上げとミッションの成功を期待するとともに、今後とも無線通信技術の向上を支援していきます。
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