総務省トップ > 組織案内 > 地方支分部局 > 東海総合通信局 > 報道資料一覧(2019年) > 戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)における平成30年度ICT研究者育成型研究開発(若手研究者枠)の公募の結果

報道資料

平成31年1月16日
東海総合通信局

戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)における平成30年度ICT研究者育成型研究開発(若手研究者枠)の公募の結果

東海地域から2件を採択
 総務省は、戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE(注))の平成30年度ICT研究者育成型研究開発(若手研究者枠)の公募を、平成30年7月11日から同年10月12日まで実施し、全国で35件、東海地域は7件の応募がありました。
 これらの提案について、外部有識者による評価を実施し、その結果を踏まえて、全国で6件、東海地域から2件を採択しました。

 注記

SCOPE:戦略的情報通信研究開発推進事業
(SCOPE: Strategic Information and Communications R&D Promotion Programme) 情報通信技術(ICT)分野の研究開発において、新規性に富む研究開発課題を大学・独立行政法人・企業・地方自治体の研究機関などから広く公募し、外部有識者による選考評価の上、研究を委託する競争的資金です。

東海地域における採択課題

表:ICT研究者育成型研究開発(若手研究者枠)
課題名 研究代表者 概要 期間
テラビット級のNFV通信に向けたソフトウェアI/O及びVNF構成技術の確立と実装指向通信アーキテクチャへの展開 川島 龍太(かわしま りょうた)(名古屋工業大学) 5G通信やクラウドの基盤構築に向けて通信機器の仮想化が進んでいるが、汎用サーバ上のI/O効率が原因で膨大・多様な通信データを処理できない。本研究開発では、超並列パススルーによる高速ソフトウェアI/O及び仮想機器の動的融合技術を開発し、さらに提案するI/O実装に最適化された通信プロトコル・QoS制御手法を導入する事で、ソフトウェア制御されたテラビット級の次世代情報通信基盤を確立する。 3か年度+2か月
ウェアラブル触覚センサとAIアシストによる双実施型遠隔触診システムの研究開発 田中 由浩(たなか よしひろ)(名古屋工業大学) 本研究開発ではウェアラブル触覚センサとAIを活用することで、理学療法士が行う拘縮の触診を対象に、治療者と患者の双方で触診が実施できる遠隔触診システムを開発する。具体的には、1治療者の触診を定量化するシステム、2遠隔視聴触覚コミュニケーションを用いて治療者のアドバイスのもとで患者(あるいは介護者)が触診を自宅で行えるシステム、3治療者の触診アドバイスを代替可能なAIアシストを用いた在宅触診システムを開発する。 3か年度+2か月

 また、全国における採択課題の詳細は、以下のホームページをご覧ください。

関連報道発表


連絡先
東海総合通信局 情報通信連携推進課
電話:052-971-9313

ページトップへ戻る