報道資料
令和6年12月19日
東海総合通信局
東海管内初、5.9GHz帯V2X通信を用いた実験試験局を免許
<新東名高速道路を使った自動運転技術を支援>
総務省東海総合通信局(局長 三田 一博(みた かずひろ))は日本電気株式会社(取締役 代表執行役社長 兼CEO 森田 隆之(もりた たかゆき))から申請のあった自動運転支援に必要となる実験用無線局に対して、実験試験局の免許を付与しました。
この実験試験局は、令和7年度から新東名高速道路の一部区間で実施する自動運転トラックの合流支援等の公道実験の円滑な実施に向け、浜松サービスエリア周辺の合流部などで電波伝搬実験を行うためのものです。
当局では引き続き、こうした電波を利用した新たなサービス、産業創出の取組に対して、積極的に支援を行ってまいります。
【無線局免許の概要】
免許人名 |
日本電気株式会社 |
無線局の種別及び局数 |
実験試験局 10局
(基地局相当5局、陸上移動局相当5局) |
免許の年月日 |
令和6年12月13日 |
無線局の目的 |
実験試験用 |
通信事項 |
実験、試験又は調査に関する事項 |
通信の相手方 |
免許人所属の実験試験局 |
実験試験局の内容 |
自動運転車による高速道路の合流支援等を行うために使用される5.9GHz帯V2X通信について必要な受信電力、パケット到達率、スループット、伝送遅延等を測定し、技術基準策定のためのデータを取得する。 |
【参考】
- 本免許は、総務省の「令和6年度 周波数ひっ迫対策技術試験事務」中、「5.9GHz帯5G-V2Xシステムに関する技術検討」の請負者である日本電気株式会社に対して付与したものです。
- V2X:Vehicle to Everythingの略。車両と様々なものとの間の通信や連携を行う技術。
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