1.事務・事業の再編・整理、廃止・統合(8事例)

番号 都道府県名(PDF) 取組名 取組内容
1 青森県鰺ヶ沢町PDF 事業仕分けのための「外部ヒアリング」を実施  町が行っている事務事業について、住民や学識経験者等で構成する委員と、町担当職員との間でそのあり方を議論し、今後の取組に反映させることを目的に、「事業仕分け」のための「外部ヒアリング」を実施した。
2 青森県弘前市PDF 施策の位置づけに施策優先度を取り入れた弘前市総合計画の策定   弘前市総合計画(期間:平成20年度から平成27年度までの8年間)の基本計画に体系化した32の施策を、同計画の策定段階で成果向上優先度と資源投下優先度とで構成した「施策優先度配置図」の中に、それぞれ配置し、優先度の高いものはどの施策なのかを明確にし、優先度に応じた取組を行うもの。
 なお、基本計画の期間は、前期4年と後期4年に分け、今回設定した施策優先度は前期4年間に係るもので、後期4年については、前期計画の成果や進捗状況などを踏まえ、平成23年度に見直しを含めて再設定することとしている。
3 宮城県岩沼市PDF 行政評価指標の設定  施策指標の修正のため、職員のプロジェクトチームによる検討を行い、全ての施策指標の見直しと他自治体との相対比較指標を設定した。160指標について、算出根拠、目標値の設定等の精査により、施策の進捗状況を的確に把握することができた。
4 秋田県秋田市PDF 事業評価会の実施  平成20年2月に、本市が実施する事業やサービスを対象に、その要・不要、実施主体の適否などについて、市民の中から選出された評価者が評価する「事業評価会」を、職員研修の一環として実施した。
 なお、評価者は、無作為に抽出された市民を中心に構成されている「市民100人会」の登録者の中から、公開型の会議やワークショップに参加でき、市の事業評価に関心があるという条件に該当する市民8人を選出した。
5 埼玉県久喜市PDF 「公開」による事業仕分けの実施  事務事業の在り方を改めて考え、事務事業の再編・整理・廃止・統合を進め、現在取り組んでいる行政評価システムとあわせて、更なる行政改革を推進するため、「事業仕分け」を公開の下で実施した。
 実施日 平成19年11月3日(土曜日)、4日(日曜日)の2日間
 対象事業 44事業
6 山梨県都留市PDF 「スマートシティ都留」を目指して!「市民が変えよう!市の仕事」市民参画による"事業仕分け"試行実施  本市では、平成19年11月25日市民などからの応募に基づき選定した10事業を対象に、市民と行政が一体となった「新しい公共空間」の形成に向けた、地域協働、アウトソーシングなどの選別を行うための「市民参画による“事業仕分け”」を試行実施した。
7 愛知県高浜市PDF 民間提案型業務改善制度  市が実施している約1,800件の業務を対象に、企業、NPO法人や市民活動団体などから、業務の委託化・民営化に対する提案及び既存業務(委託内容・仕様)の効率化に対する提案を募集。企業、NPO法人や市民活動団体の創意と工夫を反映した業務の委託化、民営化やスリム化により、効率的な市役所と充実した質の高いサービスの提供を目指している。
 また、市民の公共サービスに対するニーズを的確に捉え、市民に満足される公共サービスを提供するため、市民から公共サービスニーズに対する提案を募集している。
 さらに、市役所の事務事業の必要性の有無及び実施主体(官と民の役割分担)の在り方について検討・見直しのため、事務事業の棚卸しに対する提案を募集し、更なる事務事業のスリム化、効率化に取り組んでいる。
8 香川県まんのう町PDF NPMの視点から事務事業評価と目標管理  平成19年度より3年をかけて本町の公共サービスの棚卸しをしながら事務事業評価を職員のOJTにも繋がる制度として実施している。SWOT分析を活用することで事務事業に存在する課題・問題から改善策を考え、その上で予算編成を行うスキームとBSCを活用した実施計画レベルでの目標管理制度とを連動させている。

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