平成23年 地方公務員の給与水準

 地方公務員の給与については、各地方公共団体の努力により、全体としては適正化が進展していますが、まだ一部の団体で給与制度・運用等に問題が残されています。今後とも適正化に向けての一層の努力が求められています。

平成23年地方公務員給与実態調査結果等のポイント

1 地方公務員給与実態調査結果

<給与水準>

○ ラスパイレス指数※1(全団体平均)は、98.9(昨年より0.1ポイント増加)
 → 平成16年から8年連続で国家公務員を下回る。
 → 83.2%の団体(1,484団体)は、ラスパイレス指数が100未満


※ 本調査においては、東日本大震災の影響により報告することが困難である団体(10団体)を除いて、 集計を行っている。


※1 学歴や経験年数の差による影響を補正し、国家公務員給与を100として計算した指数

ラスパイレス指数の最高値・最低値
区分 最高値 最低値
都道府県 103.4
(静岡県)
92.5
(北海道・岡山県)
指定都市 103.8
(横浜市)
98.0
(浜松市)
市区町村 104.9
(神奈川県葉山町)
72.9
(大分県姫島村)

<平均給与月額の状況>

諸手当を含む平均給与月額については

○ 国が増加している一方、地方は減少している。
○ 地方の方が、平均年齢が高いにもかかわらず、平均給与月額は国を下回っている。

2 他の給与関連調査結果

<給与削減措置の状況>

○ 10年間(平成14年度から23年度)の削減影響額は、約1兆6千億円
 → 平成23年4月1日現在における独自の給与削減措置

  • 団体数 981団体(54.7%)
  • 削減影響額 約1,500億円(年額)

○  平成23年地方公務員給与実態調査結果のポイントPDF

○地方公務員給与実態調査結果

  1. ラスパイレス指数及び地域手当補正後ラスパイレス指数の状況
     (1) 団体区分別の推移PDF
     (2) 分布状況の推移PDF
     (3) 都道府県のラスパイレス指数の状況PDF
     (4) 指定都市のラスパイレス指数の状況PDF
     (5) 中核市(全41市)のラスパイレス指数の状況PDF
     (6) 市区町村(指定都市及び中核市を除く。全1,677団体)のラスパイレス指数の状況(上位・下位50団体)PDF
     (7) 地域手当補正後ラスパイレス指数PDF
  2. 平均給与月額
     (1) 職種別平均給与月額(全地方公共団体)PDF
     (2) 団体区分別平均給与月額(一般行政職)PDF
  3. 特殊勤務手当PDF
  4. 各地方公共団体のラスパイレス指数、平均給与月額等の状況(一般行政職)
     (1) 都道府県別ラスパイレス指数、平均給与月額等の状況PDF
     (2) 指定都市別ラスパイレス指数、平均給与月額等の状況PDF
     (3) 市区町村別ラスパイレス指数、平均給与月額等の状況
        都道府県名をクリックしていただきますと、当該都道府県内の全市区町村のラスパイレス指数等がご覧いただけます。
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○他の給与関連調査結果

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