焼津市における金属加工場からの振動・騒音による慰謝料責任裁定申請事件（平成22年（セ）第11号事件）

　平成22年12月27日、静岡県焼津市の住民1人から、金属加工会社、焼津市及び静岡県を相手方（被申請人）として責任裁定を求める申請がありました。　
　申請の内容は以下のとおりです。被申請人金属加工会社が操業する工場からの騒音・振動並びに被申請人市及び県の不適切な対応により、申請人が肉体的・精神的苦痛を受けたとして、被申請人らに対し、連帯して損害賠償金300万円の支払を求めるものです。

　公害等調整委員会は、本申請受付後、直ちに裁定委員会を設け、2回の審問期日（1回の現地期日を含む。）を開催するとともに、現地調査を実施するなど、手続を進めた結果、平成24年12月5日、本件申請を棄却するとの裁定を行い、本事件は終結しました。

裁定書のPDFはこちらからご覧いただけます。


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