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世界情報社会サミット(WSIS)

WSISフォーラム2016の結果概要

1.概要
2016年5月2日から6日にかけて、WSISフォーラム2016がITU本部のあるスイス・ジュネーブにて開催され、約150か国1,800名以上が参加しました。 本年のテーマは「WSISアクションライン:持続可能な開発目標(SDGs)の実施支援」であり、アクションラインとSDGsとの密接な連携、SDGs実施における情報通信技術(ICT)の役割等について活発に議論が行われました。

2.フォーラム内容
オープニングではパン・ギムン国連事務総長からのビデオメッセージ、ジャオITU事務総局長からの挨拶に続き、共催機関、国連機関、各国ハイレベル等からステートメントが述べられました。日本からは阪本総務審議官より、今回のフォーラムは、WSIS+10レビュー後も未だ残されている、デジタルディバイドの解消、情報へのアクセス等の課題解決に向けてスタートを切る最初の重要な会合であるとした上で、(1)技術革新の恩恵の活用、(2)マルチステークホルダーアプローチの推進、(3)情報の自由な流通、の3点の重要性を指摘しました。

<ステートメントを行う阪本総務審議官>

期間中には150を越えるセッションが開催されました。今年初めての開催となるハイレベルポリシーセッションでは、WSISアクションラインに沿って設定された、デジタルディバイド解消、環境整備、2030アジェンダ等10のテーマについて、各国政府・企業・市民社会・学術界等からのハイレベルが議論を行いました。

<ハイレベルポリシーセッションの模様>

また閣僚級ラウンドテーブルには、米国、ロシア、アジア・アラブ諸国、アフリカ諸国等から約60名の閣僚級が参加し、日本からは阪本総務審議官が出席されました。本年は、SDGsの達成に向けてWSISアクションラインを実施する際の課題について議論が行われました。
本フォーラムの結果は、開発のための科学技術委員会(CSTD)、国連総会及びITU理事会に提出されます。

<参考>
WSISフォーラムのサイト https://www.itu.int/net4/wsis/forum/2016/別ウィンドウで開きます
阪本総務審議官のポリシーステートメント全文(英文PDF
WSISフォーラム2016の結果概要(出典:ITUジャーナル Vol.46 No.8) 和文PDF

世界情報社会サミット(WSIS)レビューに関する議論

世界情報社会サミット(WSIS)とは

世界情報社会サミット(WSIS: World Summit on the Information Society)は国際電気通信連合(ITU: International Telecommunication Union)主導の下、2003年(ジュネーブフェーズ)、2005年(チュニスフェーズ)と二度にわたり開催され、各国首脳レベルで、情報社会に関する共通ビジョンの確立を図るための具体的な方策の検討が行われました。チュニスフェーズで採択された「情報社会に関するチュニスアジェンダ」には、デジタルディバイドを克服し、ミレニアム開発目標等の達成を目指すことと共に、情報社会の鍵となる11のアクションライン(インフラ整備、人材育成、セキュリティ確保等)が示されています。 WSISフォーラムは、アクションラインの進捗報告・情報交換等を行う国際会議です。アクションラインのファシリテーターであるITUがUNESCO(国際連合教育科学文化機関)、UNCTAD(国際連合貿易開発会議)、UNDP(国際連合開発計画)との共催により毎年開催しており、各国政府・国連機関のみならず、全てのステークホルダーが参加可能となっております。

<参考>
世界情報社会サミット(WSIS)(出典:平成17年版 情報通信白書)
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h17/html/H3901400.html
ITUの概要(出典:平成27年版 情報通信白書)
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/html/nc388210.html
WSISのサイト
http://www.itu.int/net/wsis/index.html別ウィンドウで開きます
チュニスアジェンダ (英文PDF) (仮訳PDF

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