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放送受信障害の原因と対策について
「受信障害対策セミナー」を開催しました

− 受信環境クリーン月間行事 −

平成24年11月2日up

  2011年7月24日、地上デジタルテレビ放送への移行が完了し、今までの映像情報のほか、データ放送では地域ごとの様々な情報を得られるようになりました。
  また、大規模災害時において、被災者が情報を得る手段としてラジオは欠かせないものとなっています。
  このように私たちの生活の中で重要な情報ツールであるテレビやラジオ放送には、様々な要因により受信障害が起こることがあります。
  当局と北海道受信環境クリーン協議会は、様々な放送受信障害の原因や事例、その対策についてご理解を深めていただくため、 10月24日(水曜日)、「受信障害対策セミナー」を札幌市中央区のテレビ塔会議室にて開催しました。

札幌テレビ塔

    会場となった札幌テレビ塔

  はじめに「地上デジタル放送の受信障害原因と事例」と題し、日本放送協会 技術局送受信技術センター 副部長 斎藤 文彦氏よりご講演いただきました。
  建造物による障害や、受信アンテナ関係設備の経年劣化、工事不良などアナログ放送時代より受信障害の原因となっている事例や、デジタルテレビ放送特有の事例、今後想定される障害とその対策などについて説明していただきました。

日本放送協会斎藤氏画像

    日本放送協会 斎藤 氏

  つづいて、「デジタル放送、ラジオ放送受信調査の現場から」 と題し、受信サービス株式会社 代表取締役社長 松尾 建治 氏よりご講演いただきました。
  松尾氏は昭和54年に「受信相談株式会社(現:受信サービス株式会社)」を設立され、テレビ・ラジオの受信障害対策の第一線で活躍されています。今回は幅広い知識とこれまでの豊富な経験に基づいた受信障害への対策、ノウハウについてお話しいただきました。

受信サービス株式会社松尾氏画像

    受信サービス株式会社 松尾 氏

  当日は、放送事業者、電気工事関係企業、自治体職員など、81名の方々が参加され、デジタル放送時代の受信障害について、お二人の専門的な講演内容に深く聞き入っていました。

会場の様子画像

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