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利尻町で「FMわっぴー」が聞こえた!

平成29年11月14日up

  11月4日(土曜日)、稚内のコミュニティ放送局、エフエムわっかない(愛称・FMわっぴー)の利尻中継局の完成を祝って、「利尻中継局完成記念イベント」が開催されました。これまで、稚内市と生活圏・経済圏を同一とする利尻富士町、礼文町には稚内放送局からの電波が届いていましたが、利尻町は利尻山の影響により電波が届かない難聴地域でした。
  今回、利尻中継局が完成したことにより、利尻町でも「FMわっぴー」を聞くことができるようになりました。

  利尻町交流促進施設「どんと」のホールにおいて行われた完成記念イベントには、多くの町民がラジオを片手に参加し、稚内吹奏楽団・利尻中学校・利尻高校・利尻ブラスオルケスタのコラボによる素晴らしい演奏が花を添え、大勢の町民から惜しみない拍手が送られていました。また、来場者の中から抽選で、災害時に自動起動する防災ラジオが贈られ、会場は大いに盛り上がりました。

  エフエムわっかない(今村 光壹(いまむら こういち)社長)は、多くの住民の方々が利用する稚内市、利尻富士町、礼文町のフェリーターミナルにサテライトスタジオを設置していますが、利尻町では、住民の方々や観光客が集まる観光施設「利尻島の駅『海藻の里・利尻』」にサテライトスタジオを開設しました。
  これからも利尻町を含めた稚内市、利尻富士町、礼文町で、エフエムわっかないのスタッフの他、地元のパーソナリティによる番組放送や災害時の情報発信などに取り組んでいくこととしています。

稚内吹奏楽団利尻公演の画像

「利尻中継局完成記念イベント・
稚内吹奏楽団利尻公演」

サテライトスタジオの画像

「利尻島の駅『海藻の里・利尻』」にある
利尻町のサテライトスタジオ」
(右:利尻町 保野町長)

  なお、利尻中継局は利尻町(保野 洋一(ほの よういち)町長)が町民の要望を踏まえて、総務省の平成28年度予算による「無線システム普及支援事業費等補助金(民放ラジオ難聴解消支援事業)」を利用して整備を進めてきたものです。

  北海道総合通信局は、国民生活に密着した情報や災害時における生命・財産の保全に必要な情報を円滑に提供できるよう、ラジオの難聴解消のための中継局整備を今後とも支援していきます。

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