統計調査等の報告負担に関する調査−結果の概要−(平成12年6月)

5 国の統計調査が役立っているか否かの意識

◎ 国の統計調査が国にとって役立っているとする本社は4割強

 国の統計調査が、どの機関にとって、どの程度役立っていると見なされているかについては、国、都道府県・市町村にとって役立っているとされているだけでなく、統計の研究や分析に利用するマスコミ・シンクタンク・大学研究機関にとっても役立っているとみなされている。

 

第20表 国の統計調査の役立っている程度(本社)/第21表 (事業所)/第22表 国の統計調査が役に立っている度合い

 

◎ 資本金規模、従業者規模が大きくなるほど、国の統計調査が役に立つとする度合いが大きくなる

 資本金階級別に国の統計調査の役立ち度合いに関する報告者の意識をみると、資本金が多くなるほど、各機関に対して役に立つと思われる度合いが高くなる傾向がある。特に、「あなたの会社」、「業界」、「マスコミ・シンクタンク」でその傾向がみられる。

 従業者階級別に報告者の意識をみると、本社の場合は資本金の場合と同様、従業者でみた規模が大きくなる程統計調査の役立ち度合いが高まっている。

第23表 国の統計調査の役立つ度合い(資本金別)/第24表 (従業者別)

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