画像:住民参画システム利用の手引き 〜地域SNS、公的認証対応アンケートシステム〜
トップページ実践編 地域SNS>5-11 アクセス履歴
目次
座長あいさつ
総論
導入検討編
実践編 地域SNS

1. 導入の手順
2. 必要な体制
3. 地域SNSの運用ルール
4. 参加者の募集

5. いよいよ運用開始
5-1 運用開始方法
5-2 利用状況の把握、活用
5-3 コミュニティ機能の活用方法
5-4 コミュニティ管理者の役割
5-5 進行役によるコミュニティの運営
5-6 まちかどレポーター
5-7 コミュニティでの電子アンケートシステムの活用方法
5-8 携帯電話からの地域SNSの利用
5-9 共有フォルダの利用
5-10 地図機能の利用
5-11 アクセス履歴

6. トラブル発生への対処方法
7. 災害発生時の活用
8. 終了


実践編 電子アンケートシステム
資料編
5-11 アクセス履歴

アクセス履歴はどのように利用するのですか?

キーワード
・利用の活性化
・不安要因

関連項目
【実践編 地域SNS】 2-3 より多くの人に参加してもらう方策

・ アクセス履歴とは、自分の日記、プロフィールなどを訪問(閲覧)した地域SNSの他の利用者の履歴のことです。
・ アクセス履歴の長所としては、日記などにコメントを残していなくても、訪問してくれたことがわかると、日記を書く動機付けのひとつになります。また、知らない人のアクセス履歴が残っていた場合であっても、「ともだち」の輪を広げたい人にとっては、「ともだち」になるひとつのきっかけにもなります。実名登録の地域SNSメンバー間で合意があれば、人と人とのつながりを強める効果があるといえます。
・ 一方で、アクセス履歴機能が悪用されてトラブルの原因となったり、利用者が知らないうちにその個人情報を提供してしまう恐れがあることなどからプライバシーの侵害につながったりする可能性があることも否定できません。これらの問題点を踏まえるとアクセス履歴機能を廃止した方がよいのではないかとの意見もあります。

・ 地域SNSでは、アクセス履歴機能の悪用やプライバシーの侵害を防ぐため、利用者によってアクセス履歴機能の評価が分かれることも考慮しつつ、管理者(運用者)や利用者側で、以下のようなアクセス履歴機能の設定を可能にしました。

1)システム全体としてアクセス履歴機能をつける/つけないの選択が可能。
2)利用者が自分で、自分のアクセス履歴をつける/つけないの選択が可能。
3)一定の年齢以下のユーザを対象に、アクセス履歴がつかない、ともだちのページだけ履歴をつける、ともだちのともだちにまで履歴をつける、の選択が可能(設定年齢を特に行わず、ユーザ全員を対象に同様の設定にすることも可能)。

アクセス履歴確認画面の例

画像:アクセス履歴確認画面の例

総務省 | 財団法人地方自治情報センター