国際機関名 | 国際移動衛星通信機構(IMSO)/International Mobile Satellite Organization |
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URL | http://www.imso.org/ |
所在地 | 99 City Road, London EC1Y1AX, UNITED KINGDOM |
幹部 | Moin Uddin Ahmed(事務局長/Director) |
組織の概要
設立目的
移動衛星通信システムを利用することにより、海上における安全に係る通信を始めとする海事通信の改善を目的として設立された国際機関である。監督するインマルサットシステムは、海上の安全確保のための通信、航空機上での公衆通信サービスなどに活用されている。
沿革
1979年に「国際海事衛星機構」が設立された。その後、1994年12月に、機構の名称を「国際海事衛星機構」から「国際移動通信衛星機構」に変更した。2001年に衛星システムを運用するインマルサット社と、これを監督する国際機関(IMSO)に分離された。
組織案内
締約国は2015年11月現在、日本を含み100か国となっている。常設機関の事務局と、諮問委員会及び2年に1回開催される総会により運営される。
活動内容
- インマルサット社及びGMDSS(海上における遭難及び安全に関する世界的な制度)の監督業務
- LRIT(船舶長距離識別追跡装置)コーディネータ(監督)業務
最近の活動状況
第23回総会は2014年11月25~28日にロンドンのIMO本部にて開催された。
主要国の対応状況
2010年7月から2015年11月現在の諮問委員会のメンバー国は、アルゼンチン、バハマ、ブラジル、カナダ、チリ、中国、キプロス、チェコ、フランス、ドイツ、ガーナ、ギリシャ、インドネシア、イタリア、ケニア、韓国、リベリア、マルタ、マーシャル諸島、モロッコ、ナイジェリア、オマーン、パナマ、ペルー、フィリピン、ポーランド、ロシア、スペイン、トルコ、英国、米国、バヌアツとなっている。アンティグア・バーブーダ、カメルーン、南アフリカがオブザーバーとして参加している。