平成3年版 通信白書

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第1章 平成2年情報通信の現況

6 21世紀に向けての郵便事業の展開

 (1)郵便局の土地の高度利用

 郵便局については、その土地の有効利用に努めてきたところであるが、集配事務を取り扱う郵便局など、市街地の中心にありながら比較的低層にとどまっているものが多い。このため、「郵便事業運営基盤の整備に関する調査研究会」を開催し、2年10月には、郵便局の土地の高度利用を積極的に推進すべきであるとの報告を得た。
 これをも踏まえ、簡易保険福祉事業団に、郵便局の用に供する土地に郵便局の庁舎と一棟を成す建物で事務所、会議場等の施設の用に供するものを建設し、及び管理する業務を行わせることにより当該土地の高度利用を図るとともに、その業務を通じて、郵政事業の経営基盤の強化に資することができるよう所要の法的措置を講じることとし、3年4月、「郵便局の用に供する土地の高度利用のための簡易保険福祉事業団の業務の特例等に関する法律」が成立した。
 

(3)テレビジョン・ファクシミリ多重放送 に戻る (2)郵便局の窓口サービスの多様化 に進む